見過ごしてきたモノ
６年ほど前に通っていた、本山先生のお教室に 思うところがあり 顔を出した。 数年ぶりにお会いするY先生はお変わりないどころか、ますますピカピカして湯気が立っているようだった。
Y先生は、数年前も今も ものすごく丁寧に体操を教えてくださり、 体の声に耳を傾けることなかった数年前は、その意味がよくわからず ただ「気持ちがいい」と思ってやるだけだったが、なぜ体を柔軟にさせなければいけないのか、均等になるようにしなければいけないのか、毎日続けるよう 努力しなければいけないのか ここに来てやっと納得がいくようになった。
行法でも、初めて納得することが 多々あり、「何故あのときに気づかなかったのか？」と訝ったが、今思って見ると、 Y先生が「この行法を 毎日続けていれば 誰でもある地点に行くのです。 毎日、続けることです。 だからこそ、これは神様に自然に頭が下がらない人はやっちゃいけません。 そういう人がやると魔になります。」との言葉はあらゆる意味でものすごく深くて、ものすごく納得してしまった。
今まで、見過ごしてきたことの中に 物凄い宝石が隠されていた事に気づく今日この頃である。
