美味しい連休
お正月もゴールデンウィークもお盆休みもあまり出かけたことがない。
いつも東京にいる。
一番嬉しいのは、車が激減すること。
何処へ行くのもスイスイ行かれる。
大好きな音楽を聴きながら、スイスイ車を運転するのはとっても素敵なこと。
今日も、車で仕事に出かけた。
雨の中、好きな音楽を聴きながら車を運転するのも とてもイイ。
私がいつも停める駐車場は、どんなに街が込んでいてもいつも「空車」。
ありがたいことです。
仕事を終えて、「あぁ また音楽を聴いて運転できる!」と思うと 何とも嬉しくなってしまう。
運転していると、ふと「夕食に美味しいパンとワインだ!」 と思い。(毎日そう思うけれども。)
井の頭通り沿いにある「ルヴァン」に寄ってみた。
ここは量り売りでパンを売っている。
パンを選んでいると、目に「ヨモギ」のパンが入ってきた。
そう、私の大好きな潤いの場である湯河原のCちゃんのお家の近くにある梅の名所(梅は植えられたものだから残念な感じ。そのままのほうが素敵な山だって事に気づくべきだ。)の山にヨモギを摘みに行ったときに「ココのヨモギはね、上原のルヴァンの人も摘みに来たのよ。」の言葉を思い出した。
すぐに人に話しかけたくなる私は、「このヨモギは湯河原のものですか?」から会話が始まり、お店の人たちと 楽しいひとときを過ごさせていただいた。 Cちゃんは「ヨモギの達人。」と呼ばれていた。
お土産に、ヨモギのパンやベリーとナッツのパンまで頂いてしまった。
ここのパンは、大切に大切に作られていて それがわかるからこそ、頂く事を恐縮してしまう。
だって、ヨモギを摘みにわざわざ遠く 色々なところを歩き回っているくらいだもの。
夕食には、大好きなチーズとハチミツ、ルヴァンのパンと赤ワインをいただいた。
大切に作られたヨモギのパンは、外はカリッとしていて中は信じられないモチモチとしている。 ヨモギの香りがほんのりと口の中に広がり、湯河原の山と沢の景色が思い浮かぶ。
父島でこれもまた大切に作られた「島ハチミツ」をつけていただくと、本当に幸せ。
丁寧に作られたものは、食している時間を圧倒的にふくらみのある豊かなものにしてくれる。
今日は、朝から長女が洋ナシのタルトを焼いてくれたり、可愛い姪が杏仁豆腐を作ってくれたりと、手作りが嬉しい一日だった。