イシスの息吹

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アナハタの奥にあるもの

アナハタが通った時の空虚感という言葉を近藤先生からうかがった。

いつも適格のその時のエネルギーの状態をチェックしてくださるのだが、

最近、経験したことのない世界観があるので

その言葉にちょっとホッとした。

ここのところ「漆黒の世界」「死の向こう側」ということが切り離されたものではなく私の中の一部としてここにある事。そして、それが何とも魅力的な甘い懐かしさを放っている事。

アストラルの世界が物質の世界と同じくらいの分量でここに横たわっている事。

自我と ‘大いなるもの‘の綱引きのなかにいる自分を乗馬をしている時のように瞬間瞬間手綱を握って進んでいる事。

そんな中、空虚感から抜けるためには「外にある神聖」に委ねてみること。 

自己との取り組みを続ける時「内なる神聖」がここの所の私の大きなテーマだったけれど、そろそろ内にある神聖と外にある神聖を繋げていくことかぁ。

「外にある神聖って、何でしょうね?」

「お宮に行って、座っていてごらんなさい。」と仰るので、

隣にあるお宮に入らせていただき、ご神前に座らせていただいた。

ピリピリするほど寒い朝だった。

ふと気付くと1時間座っていた。

そこには、長い間ご神前に向かって祈りをささげた宮司さんやお参りにいらした方々の積み上げられた祈りのエネルギーとそれを支える大いなる神聖が存在し、寒さや足のしびれをも忘れさせてしまうくらい濃密なものだった。

外にある神聖かぁ。。。

信仰心など無縁のところで生きてきたからなぁ。

すべてを委ねられる信仰とは、はたしてどんな感じなのかなぁ。

しかし、チャクラを活性化させたり、グラウンディングを促すトレーニングをしたりする「行」も、もちろんとても大切なことなのですが、

自分の実際の生活の中でその部分が開いていくことは、絵でしか見たことのない海にはじめて入って怖いほどの果てしなさを感じたりとか、遠くで見ていた富士山を裾野のあたりではじめてみあげた時の衝撃とか、何とたとえたら良いのかわからないけれども、

とにかく、言葉もないくらい圧倒的な何かを感じたから。。。

すべてを委ねられるほどの存在(あり方)を見つけて

さらに内なる神聖とそれが繋がった時にはまぎれもなく「これだ!」ということがわかるのでしょうね。

人生は面白いものです。

ヒーリングを習い始めたころには、

ある時点では「おっ!これが5チャクラの世界だ。」と思っていたものが、

しばらくするとと「あぁ、この深さだったのね。」と気付きながら どこまでもどこまでも深く深く続いていくのでしょうね。

この世界を知りえたことは、本当に私の大切なタカラモノです。

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