イシスの息吹

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沖縄からサバトへ 10

神との分離

は、私たちあらゆる人間の中の原初の傷なのだろう。
私たちは、人生を通して、
いかに神と和解していくのか。
という大きなテーマを持って生きているのかもしれない。
当初教えられる神とは、
所属するコミュニティ(家庭、学校などなど)
にとって都合の良いものに他ならないが、
人は自立するに従い、
一定のコミュニティから踏み出していくものだからだ。
本来 神とは所属するものに左右されるような存在ではない。
限定付きの愛や、慈しみは、
より物質的な枠組みの中から育まれた「都合の良い神」の姿に他ならない。
 
神の本質の一端を垣間みたものは、
その想像を遥かに超える大きさの前にひれ伏さずにはいられないだろう。
そして、自分が見てきた、思い描いてきた世界がいかに
「脆弱な『都合の良い神』」
という名の下に支配されてきたのかを知る事になるだろう。
 
[E:sun]
 
さて、私の背中にある要塞は、年月をかけてさらに強固なものへと変化してきたのだろう。
それは、一見「強さ」見えるが、「弱さ」でもある。
自らの中の「弱さ」を認め、露見させる事でしか、その内に潜む、本当の「強さ」は得られない。
 
[E:sun]
 
さて、要塞の内にある「弱さ」を認め、中に入れてもらったは良いが、
更に中には入れ物が合った。
それは、ハイハート付近に浮かぶ「妖麗なる箱。」
その中に何が入っているか?
 
『鍵』
 
これは、私の『鍵』であり、
「上」に預けなければ、その先には進めそうにない。
 
「上」に鍵を託したら・・・