イシスの息吹

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スパイクナード

山本ユキHP エネルギーの学校 ヒマラヤンヒーリング 

ブループリント協会

こちらの精油の禁忌もご一読ください。

 

 

 

昨夜悲しいニュースを見てから、

表面の裏側にある、

孤独と闇

が見えてきて、

表面に見えている様々な景色の裏側のエネルギーに

胸が痛くなります。

 

 さて、

今日は、

ネパール産 spikenard extra

 

私が人生で初めて手に入れた精油は、

ジャックのスパイクナード。

今でも、少しも衰えなくものすごいパワーを放っています。

 

スパイクナードは「ナルド」とも言われ

ソロモン王の伝説や、ヨハネ福音書12章にも登場します。

 

ヨハネ12:1-12
12:1 イエス過越の祭りの六日前にベタニヤに来られた。そこには、イエスが死人の中からよみがえらせたラザロがいた。
12:2 人々はイエスのために、そこに晩餐を用意した。そしてマルタは給仕していた。ラザロは、イエスとともに食卓に着いている人々の中に混じっていた。
12:3 マリヤは、非常に高価な、純粋なナルドの香油三百グラムを取って、イエスの足に塗り、彼女の髪の毛でイエスの足をぬぐった。家は香油のかおりでいっぱいになった。
12:4 ところが、弟子のひとりで、イエスを裏切ろうとしているイスカリオテ・ユダが言った。
12:5 「なぜ、この香油を三百デナリに売って、貧しい人々に施さなかったのか。」
12:6 しかしこう言ったのは、彼が貧しい人々のことを心にかけていたからではなく、彼は盗人であって、金入れを預かっていたが、その中に収められたものを、いつも盗んでいたからである。
12:7 イエスは言われた。「そのままにしておきなさい。マリヤはわたしの葬りの日のために、それを取っておこうとしていたのです。
12:8 あなたがたは、貧しい人々とはいつもいっしょにいるが、わたしとはいつもいっしょにいるわけではないからです。」
12:9 大ぜいのユダヤ人の群れが、イエスがそこにおられることを聞いて、やって来た。それはただイエスのためだけではなく、イエスによって死人の中からよみがえったラザロを見るためでもあった。
12:10 祭司長たちはラザロも殺そうと相談した。
12:11 それは、彼のために多くのユダヤ人が去って行き、イエスを信じるようになったからである。

ヨハネ福音書より)

マグダラのマリアは、

生活費10か月分に相当するほど高価なナルドの香油をイエスの御足に塗布し、

自分の髪で拭いました。

表面的にみると

「そのお金で多くの人を救うことができる」

というユダの言葉も、もっともに感じます。

しかし、さらに広い視野でこの行為を見たときに、

エスの言葉やマリアの行為が理解できるのでしょう。

 

この精油の瓶をあけると、

すぐに甘く深い 根に特有な香りが漂います。

しかし、そこでやめてはいけません。

さらに奥に入るのです。

すると、

ハートの裏側に染み込み、

そこに光をあてていきます。

この香油が死への移行の為に使われるのも納得できます。

恐れや痛みが実は暗闇ではなく、

大いなるものの一部であることを思い出させてくれるのです。

 

南フランスを旅すると、

マグダラのマリアの彫像や絵を目にします。

その手には必ず香油壺があります。

古の時代、

マグダラのマリアマルセイユに流れ着き、

エスのエッセンスを広め、

多くの人たちに光を灯しました。

(表面的にはカタリ派などの不幸な歴史が語られていますが、

私がその地で感じた限り、そこには「悲しみ」よりも「上の世界の通路となる光」

に満ち溢れた土地でした。

エネルギーを学ぶには、常に広い視野で観察していかなければ、

そこにある真実はわかりません。)

南フランスで精油が盛んなこともその一端ではないでしょうか。

マグダラのマリアが晩年修業した岩山の天辺から地中海を見下ろしたとき、

「ここで、年老いたマリアは故郷を懐かしく思い出していたのか、

それとも、すでに上の世界から導くイエスとの世界にいたのだろうか。」

と、立っていることも困難な風のなかで感慨深い時を過ごしました。

その時、ふと この香油の香りが漂った気がしました。

 

つい表面の出来事に反応してしまいがちな時、

ぜひ、この香油を味わってください。

きっと、その裏側にある光に気づく手伝いをしてくれます。 

 

 

  

 

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