ヒマラヤまんまる人間開示の巻 16
翌日は、曼荼羅洞窟へ再訪です。
どれだけこの日を待っていたことか!
パパさんとタカルポと一緒に行かれないのは残念だけれど、
早朝のキリッとした空気の中、
マウロに乗って出掛けます。
夢のように幸せな時間。
数千年前の遺跡が放置されています。
ここでこうしていると、
日本での物質生活が幻で、
今こうしてこのエネルギーの海の中を生きているのが本当なのよね。
と何の疑問もなく当たり前に感じるのです。
前回ほど寒くないので、
手が凍り付くこともなく、
快適に進みます。
曼荼羅洞窟に近づくと、
馬方さんは洞窟をご存じないそうで、
手前の村で人に聞くも、
皆「知らない」との事。
「知っているのはユキさんだけです、覚えていますか?」
との問いかけですが、
どこも同じようなベージュの世界です。
『えー、ここまで来て分からなかったらどうしよう(涙)』
上の人に、
「教えてくださ〜い」
とお願いして、
マウロを進めます。
途中、マウロから降りて、
砂山を這い上がり、
見覚えのある岩場が見つかりました。
見つけた時の安堵感と言ったら、もう・・・
ローマンタンまでの行程が走馬灯のように駆け巡ります。
しばし、交流の時間です。
ここでも、前回には教えてもらえなかった洞窟活用法を教わり、
満ち足りた時間を過ごすことができました。
ここでもまんまる人間の状態をさらに深く体感しました。
1分半ほどの洞窟瞑想お楽しみください。