ヒマラヤまんまる人間開示の巻 22
その後、マノチさんも一緒にルブラの僧院に!
マノチさんもルブラの僧院で修行したのです。
ムスタンにボン教を伝えたのはヤントンパ、
その息子のタシーギャルツェンがムスタン最初の僧院をルブラに設立したそうです。
ムスタンのボン教中心地となります。
1年前には、ルブラに来るのはとっても大変でした。
道なき河原を岩をどかしながらジープでシェイクされながらルブラの下まで来て、
(だから水晶が見つかったのだけれど)
その後、村を通り、僧院までは砂山を斜めに登って いましたが、
なんと今回、途中から道が出来ていました。
よくよく話を聞いてみると、
実は、子どもたちの施設は半分政府がやっていて、
政府がお金を出してくれるから、
道もすぐにできるし、
子どもたちの施設もあっという間に再建したとのこと。
日本に伝えられた情報では、
政府は関わっていないから、寄付を!
という事だったのに。。。
ともあれ、子どもたちの施設は立派に生まれ変わりよかったです。
左が崩壊した建物、右が再建された建物。
本当に行ってみなければわかりません。
さて、僧院はさらに上です。
たいした距離ではないけれども、高度があるので、
休み休み向かいます。
僧院長からのリクエストの長靴をお持ちしました。
少々大きかったですが、
温かいと喜んでおられました。
お昼ご飯のダルバートをご馳走になりながら、
リンポチェのなさった様々な修行のお話を伺いました。
長期間にわたるチューレンの修行の際には、
水と『アル』という乾燥させた実を一つだけ口にされるそうで、
それを見せていただきました。
アーユルヴェーダでも使われるそうで、
様々な症状にも有効だそうです。
口に入れてみると、
無味無臭です。
でも相当硬くてこれがふやけるのに1日かかりそう。。。
しかし、お力をいただけるそうです。
その後、
「瞑想しますか?」
とのお言葉に甘えて、
ゴンパの中の洞窟に。
洞窟横にも、ごろりとこのようなものが。
不思議満載です。
ここでの時間は相変わらず素晴らしく、
あっという間にお呼び出しの時間になってしまいます。
降りて行ってお茶をいただいているとリンポチェが、
「この間は目がたくさんついた蛇が見えたけど、
今度は何が見えた?」
と聞いてくださるので、
ワタクシ調子に乗って、洞窟での出来事をしゃべりまくります。
五体の仏像やガリゴンパの通路も関係した私の話を熱心に聞いてくださいます。
後で、
「リンポチェって、私の話覚えてくれてるけど、信じてるのかなぁ?」
と、ビルさんに聞いてみると、
「まぁ、そうじゃないですか」
と気の無い返事 。
リンポチェからは、光栄にも僧院に収める仏像の寄付を依頼され、
なぜ日本人のボン教徒でもない変わり者のワタクシに〜???
と驚くとともに、
『いくらよ〜(苦笑)仏像寄付するって成金っぽくない⁇』
と、心の中で苦笑し、全く本気にしてなかったのですが、
洞窟の瞑想の中ではすでに五体お揃いでここにあったので、
来るのでしょう(笑)