イシスの息吹

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宝珠の香り Guru Rinpoche year 9

 
ブループリント協会(ヒーリングチャクラ7扱っています)
 
YEメソッド[E:heart04](これをせずしてエネルギー語るべからず)
 
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)
 
 
 
「ローゲガルゴンパに泊まりたい!」
 
前回、立ち寄った時にあまりにもパワフルなエネルギーに驚き、
 
お願いしてあったのです。
 
今回、Arjunさんがローマンタンの王子様に頼んでくれて実現しました。
 
ローマンタン方面の道のりは結構辛いのですが、
 
ローゲガルゴンパに宿泊するのは、
 
私にとって大冒険です。
 
地の果てみたいなところだから。
 
今回は運転の上手なマネさんがご一緒なので、
 
前回のようなムチウチにはならないだろうと・・・
 
 
 
 
マネさんの運転技術をもってしても、
 
この道では仕方ない・・・
 
途方にくれるほど揺られて、
 
峠をいくつも超えて、
 
荒涼とした岩山の斜面に建つ
 
ローゲガルゴンパにたどり着いたのは、
 
日が傾いて来た午後3時。
 
肌を刺すような風が吹きすさぶ中 車を降りてゴンパに向かいます。
 
しかし、
 
ひと気はなく、錠がしまっています。
 
ゴンパの周りを探しても待っていてくださるはずのラマさんは見当たらず。
 
ご紹介くださったArjunさんに電話を入れるも、分からず。
 
陽はどんどん傾き、より一層冷たい風が堪えます。
 
為す術もないワタクシたちは、
 
「仕方ないね、ローマンタンに向かいましょう」
 
ということになりました。
 
でも、3人とも心の中でちょっとだけホッとしたのが正直なところでしょう。
 
ひと気のないゴンパに滞在するのはちょっと勇気がいりそうです。
 
車に乗り込み岩山を降りていると、
 
下からかごを背負った男性が歩いて来ます。
 
「もしかして、ラマさん⁈」
 
そうなのです。
 
ラマさんがワタクシたちの為に
 
村まで食料を調達に行ってくださっていたのです。
 
ラマさんを車にお乗せして岩山を引き返します。
 
「会えて良かった」
 
と、顔でニコニコしながらも
 
その数分のドライブの中で
 
再度ゴンパ滞在にホッと緩んだ気持ちを立て直さなければなりません。
 
 
 
ゴンパに着くと、まずはお茶。
 
お茶を飲むにも、火を起こさなければなりませんから大変です。
 
冷えた体にじわじわと暖かさが染みいってきてホッとします。
 
日本では甘いお茶はいただきませんが、
 
この土地に来ると甘いお茶がありがたいのです。
 
一息いれると、お部屋に案内してくださいます。
 
いくつもの棟が寄り添うような構造のゴンパです。
 
2階の食事を作るとお部屋を抜け、
 
洗い場を抜け、
 
お手洗いのある、棟を抜け、
 
一旦外に出ます。
 
そして、鍵のあるお部屋に入ると、
 
そこは美しく朱色が中心となる壁絵が施された
 
経典のぎっしりと収めてあるお部屋。
 
今までのお部屋が灰色だったので目がさめるようです。
 
 
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こんなところで休ませていただいて良いのでしょうか・・・
 
 
 
私が本堂でゆっくりしたいと願い出ると、
 
すぐに本堂を開けて、バターランプを灯し絨毯を用意してくださいます。
 
 
 
やっぱり特別に素晴らしい。
 
パワフルなエネルギーに包み込まれて入って、
 
身体がどんどん小さくなっていくような錯覚を覚えます。
 
独特のエネルギーがあるのです。
 
緊張していたエネルギーも本堂のエネルギーに溶けていきます。
 
一人ここで座っていると、
 
自分の持っている名前や肩書きや家族etcがハラハラと消え去り、
 
自分が肉体を持った存在であることすら忘れてしまいます。
 
 
 
 
そして、ここがローゲガルゴンパで唯一暖がとれる場所。
 
Th_img_2192 
 
ご飯もここで作ります。
 
 
 
夕食のジャガイモのアチャールを作ってくださっています。
 
こちらのジャガイモは硬いので、
 
火が通るまでにとても時間がかかります。
 
 
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時間をかけて作ったダルバートは質素ながらとても美味しかったです。
 
ラマさんの姿が見えなくなったのでどうしたのかと思ったら、
 
下の村まで行った弟さんを迎えに行ったとのこと。
 
無事にお帰りになると良いのですが・・・
 
心配しながら、経典部屋で休みます。
 
ご存知かと思いますが、
 
暖房器具はもちろんないので、
 
外で行動する服装のまま寝袋に入って休みます。
 
歯を磨くのみで顔も洗わず、着の身着のままの生活が始まります。
 
寒いので基本下着も替えません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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