イシスの息吹

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宝珠の香り Guru Rinpoche year 16

 
ブループリント協会(ヒーリングチャクラ7扱っています)
 
YEメソッド[E:heart04](これをせずしてエネルギー語るべからず)
 
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)6 
 
 
 
 
翌日からは、ルリゴンパに移動しお泊まりの予定。
 
しかし、ルリゴンパのラマさんとなかなか連絡が取れません。
 
出発の時間になり ようやく連絡がつき、
 
泊まれることに。
 
マネさんの運転で出発です。
 
しかし、
 
途中、2箇所で道路が壊れ迂回しなければならず、
 
最後には沼が氷って車が通れません。
 
迂回といっても、
 
 
Th_img_2618
 
 
こんなところを迂回するわけですから、
 
ただ通るだけでもドキドキするのに、
 
バックでそこを引き返すヒヤヒヤ感は相当なもので、
 
その上、そのあとに通る道は 
 
当初、その道を選ばずに来たような道なので
 
相当に困難な道です。
 
 
 
 
途中から車を降りて、荷物を持ってやっと辿り着いたのは、
 
午後を過ぎてから、
 
すでに風がビュウビュウ吹いて砂埃が上がっています。
 
ここほどひと気がないところもないでしょう。
 
生き物を見かけません。
 
目指すはあそこ。
 
また登らねばなりません。
 
Th_img_2653
 
これが結構きついのです 空気薄いですから。
 
下の村(といっても1時間以上降りたところ)から
 
鍵を開けてくださるおばあさんが一緒に来てくださっています。
 
なぜだかラマさんがいらっしゃいません。
 
Th_img_2616
 
やっと到着。
 
鍵を開けると、おばあさんは帰って行きました。
 
ビルさんもマネさんも
 
「それではごゆっくり」
 
「絶対に写真をとってはいけません」
 
(これは前回もしつこいほど言われた)
 
と出ていかれました。
 
 
 
皆が出て行くと、全く生命感の感じられないゴンパ。
 
ここに来るまで困難な道のりだったので、
 
ホッとしながら、
 
美しいチョルテンのあるドーム状の天井画をじっくりと味わいます。
 
瑠璃色の背景に真っ白な花が所狭しと描かれています。
 
チョルテンも外気に晒されていないので、
 
そこだけ真っ白に浮かび上がっています。
 
前回はあっという間に出発しなければならなかったので、
 
内部を見るどころではなかったのですが、
 
チョルテンの前のお部屋にある仏様や仏具はホコリを被り、
 
灰色にしか見えません。
 
座ろうにも、どこが地面なのか判別つきません。
 
このゴンパは洞窟の中にあるのですが、
 
いくつものお部屋に分かれていています。
 
横に連なる香木を炊くお部屋には、
 
燃え尽きたジュニパーの枝が残っていました。
 
人の気配を感じさえた唯一ものです。
 
 
 
さて、落ち着くところを探して座ります。
 
数回ゆったりと呼吸をして、
 
枠組みのない周波数に移行しようとした途端に、
 
高速エレベーターに乗ったかのように
 
グーっと下に引っ張られます。
 
「ここは相当上なのにどこまで降りるのかしら」
 
まだ冷静です。
 
やっと落下が止まり、意識の中で周りを見回すと、
 
足元には無数の蛇が。
 
蛇に対する対処の仕方を一瞬考えますが、
 
意識の中で起こることは自らの中の投影に過ぎないので、
 
「蛇も私の意識の中の何かの投影であり、 
 
それを見ていることに過ぎないのだわ」
 
と思った途端に、無数の蛇が樹木に変わります。
 
「おーっ!これは古代ギリシャのイニシエーションの答え⁉︎」
 
と感動するワタクシ。
 
『地下の神殿の迷宮に志願者は降り、
 
9日間蛇と過ごさねばならず、
 
持たされた麦のタネをその間に発芽させねばならない。
 
それには、手にエネルギーを集中させて祈り、
 
自分自身のエネルギーと光と生命力が必要』
 
という件ですが、
 
「外にあるものは内なるものの投影であるとすれば、
 
これが答えでも良いのでは」
 
と、ちょっと嬉しくなるワタクシ。
 
「それだけでも来たかいがあったわ」
 
と喜んでいましたが、
 
さらに前へ前へとエネルギーが流れて行きます。
 
導かれるように樹木をかき分け谷を下りると川があり、
 
さらに、それを渡ります。
 
いつ果てるとも知れぬ草原。
 
かぐわしい花が溢れ、
 
チョルテンの天井画はこの様子だったことに気づきました。
 
花の香りに身も心も解けて行きます。
 
また、一つ自分という感覚が消えていきます。
 
すると、
 
一人の女性が立っています。
 
全体的には人間の容姿なのですが、
 
頭が蛇なのです。
 
「頭 蛇だわ」
 
と、誰にともなく呟くワタクシ。
 
すると、
 
「ここは昔から蛇族の場所です。
 
人間は来ることを許されません」
 
との事。
 
「ごめんなさい 知らなかったの。
 
すぐに出て行きますね」
 
と素直に謝ります。
 
沖縄の師匠からも、
 
「他人様の土地に入るときには
 
必ずその場を取り仕切る存在の許可を取る事!」
 
と教えられています。
 
 
 
 
通常の意識に戻り外に出ると、
 
下にビルさんが待っています。
 
「マネさんは?」
 
と伺うと、
 
「夕食を取りに行った」との事。
 
「ビルさん大変なのよ。 実は、ここって蛇族の土地でね・・・」
 
と話し、
 
「とりあえず下のゴンパに行ってみましょう」
 
と右下に小さく見えるゴンパまで降ります。
 
 
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私は、上で泊まり、
 
お二人は下のゴンパ滞在の予定でした。
 
下のゴンパに入ると、
 
そこでも下にエネルギーが引っ張られるので、
 
「ここもダメだわ。降りましょう」
 
と、1時間かけて下の村まで荷物を背負って降りました。