イシスの息吹

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沖縄からサバトへの流れ

お任せの旅をするようになった始まりは、
エジプトの旅だった。
長女と次女と私の3人での旅。
(先進国好きな主人は不参加。)
エジプト人ガイドのオスマンさんに我が儘を言って、
ギラギラ太陽の照りつけるイシス神殿に干物になりながら一日中滞在してたら、「パクシーシ頂戴。」と言われたので、お渡ししたら、はいっちゃいけないお部屋に案内されて、おじさんとおでこをくっつける儀式(娘たち大爆笑!)をしたり、
鼻血が出るほどパワフルなギザのピラミッドに「またか!」と言われても、何回も連れて行ってもらったり、
担当者にパクシーシを渡して、一見分からない入り口から、これも鼻血が出るほどエネルギッシュな、ピラミッドの設計者のお墓に案内してもらったり、
アレクサンドリアでは、交通事故(車が追突された。)でオスマンさんが身動き取れなくなったので、3人で海風の吹く中、自由に歩き回った。(博物館のトイレでは、エジプト風ウォッシュレットの使い方が分からず頭からびしょ濡れになり、大笑いしながら水を誰が止めるかでもめたり、アレクサンドリアの大図書館に地元の可愛い子どもと一緒に並んだり。)

自由って楽しい!

と味を占めた私は、あまり計画を立てずに旅に出るのが大好きになった。(といっても効率が良いことが何よりごちそうなので、シャキシャキ回る。私が一番苦手なのがツアー旅行。これは具合が悪くなる。)

いや、一人でいる時間が無くなるのが一番のストレスなのかもしれない。
子どもたちは私のシャキシャキぶりに慣れているし、自分もシャキシャキしているから問題ないけれど、行きたくない買い物につきあったり、お愛想会話で彩られた食事の時間が何より苦痛なのだ。建設的に時間を使いたい。

その後、なるべく自由な旅をするようになった。
葛のオイルを作りにいく旅は、
ただただ、袈裟を着たおじいさん(人間じゃないのです。アストラルの人。)の指示に従って、普通だったら酔狂とも思える行動につきあってくれる、最高の旅友と一緒の奈良の旅。
これは、一生の思い出になるほどミラクルな事が沢山ある旅でした。

ガンジス川の支流近くヒマラヤの麓のリゾートで行われた瞑想リトリートも、身を置いた事の無い環境で、自分の内以外と交流を持たない貴重な時間を過ごす事が出来たし、

去年長女と一緒に行った、「マグダラのマリアの足跡を辿る旅。」も、時間が止まったような南フランスの大好きなところたっぷりと時間をかけて巡った後、パリで『今」を満喫して顕在意識で思い描いた以上の夢が全部叶って、今思い出すだけでも「あぁ〜シアワセ!」と感じる。

だから、顕在意識での計画より、「上に委ねる。」方が、何倍もエキサイティングな出来事が起こるのです。

そんなこんなで、今回の「行くぞ!」って決めてから24時間経たないうちに降り立った沖縄で何が起きたのか。

帰ってきてからゆっくりする時間が中々取れないので、
理路整然と語るまで煮えてないのだが、

私も未だ夢の中の出来事のように思う。
当初の意図とは全く違った展開が為され、
入ったら、引き返せそうにない道のりの全容も見えないし、
どうなんだろう? 
と思っての。
帰った翌晩のサバト
サバトのテーマが、太陽の秘儀。
エジプト、シュメール、バビロニアetc...。
太陽信仰のあった地で行われていた密儀。
そして、今、唯一その儀式を残しているのは沖縄のノロだという。
見えていなかった地図に少しづつ光が当たり始める。