沖縄からサバトへ 24
洞窟の入り口には蜘蛛の巣が立体に張り巡らされ、
暫く人が入っていない感じがムンムンに漂っています。
管理している市のほうにも連絡を取ります。
地震によって崩落の危険もあるし、
足下が良くないので、信仰してる方以外は立ち入り禁止。
「という事なので、ここからは、自己責任で入るか入らないか決めて下さいね。」
と、私。
「きびだんご」ならぬ「勇気」を途中で頂いてきた面々、
臆する事なく続きます。
蜘蛛の巣を棒でよけてくれる健太郎さんを先頭にして。
(前日、沖縄の師匠に出かけるご報告をした際に、
「絶対に一人で行動しない事。」
と、何度も言われていたので、
ついてきてくれて本当に助かりました。)
中は本当に真っ暗。
「怖い」
と思う気持ちや、
「面白半分。」
な気持ちが、一番危険。
「お役目遂行。」
の強い意志で、暗闇を進みます。
入り口の正面にある石碑の所でお参りをします。
上からのご指示を実行し、
洞窟を出ました。
上に出てみると、
先ほどのエネルギーとエネルギーの質が変わり、
一緒にいらした存在のなされる事がやっとここで分かりました。
全体が大きく調和しているのがよくわかります。
エネルギーの違いを感じるべく、
再度、入洞。
暫くすると、上で声がする。
人影もない場だったのに。。。
「人?」
「誰?」
入り口まで出てみると・・・