イシスの息吹

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石割神社

そろそろ外に出たくなってきたので、
石割神社に。
もの凄く気軽に考えていた私たち親子。
父が、
「後から、行くよ。」
と言い。
私は、
「OK!後でね〜。」
と、一歩先に出かけました。

麓のcafeでラムレーズンパフェとか食べて、
ご機嫌な感じ。

鳥居まで来ると、
まず、人がいない。
そして、鳥居の中を見上げると、
先が見えない階段。
「403段あります。」
と、但し書きがあるのですが、
「403段。」
に実感のない私。
迷うことなく登り始めます。

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鳥のさえずりと、風が木々を揺する音だけ。
人影はありません。

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ところが、スタスタ登れなくなってきたあたりで、
一人のご夫人がヘタっていらっしゃいます。
どうやら、リタイアされたご様子。
元気なお子様が、階段を駆け下りていらして、
二人して階段を引き返して行かれます。

でも!
負けず嫌いな私は、
こんな事では挫けません!
と、登り続けるのですが、
登っても登っても先が見えません〜。

下を見ても、

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先が見えず・・・

やっとやっと、階段が終わったと思ったら、
そこから、また山道〜。
気圧がどんどん変化して行くのがわかります。

しかも、誰もいない。
山道の両脇からは、たまにガサガサと音がして、
「何かいますよ〜。」
と、言っています。

この辺りで、
ショウヘイに
「来るのをやめた方が良し!」
と、電話を入れる。

どこまで登るのでしょう?
と、何度目かの休憩を取ろうかと思うと、
桂のご神木。
このご神木の後ろにあるお釜石。
このお釜の形をした石から水が湧き出て、
山中湖の水の源である数百キロメートルに及ぶ相模川
源流であり、その上流の桂川の名前の由来だそうです。
古くは、干ばつの際は、この場所で雨乞いの儀式を行ったそうです。

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さて、その奥にやっと。。
石割神社。

「石」
という字にみえる巨石がご神体です。
とにかく、誰もいないので、
なんだか不思議な世界に入り込んだ感があります。
聞こえてくるのは自分の荒い呼吸。

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天の岩戸伝説という文字もあります。

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巨石の隙間を三回くぐるとご利益があるといわれています。

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この位から、大脳辺縁系のあたりがフルフルし始めます。
これは、先日カナダのネイティブの方の熊の爪と関節のネックレスを
かけてもらった時に感じたものと同じようなフルフル感。

一息ついて、帰り道。
あの長い階段は膝に良くないような気がしたので、
山道を下る事に。
もちろん誰もいません。
しかも、
「誰かいますよ〜。」
という音は、たまに聞こえます。

シュルシュル〜。
と、足下に何かが通り過ぎます。
2メートルほどの美しい蛇ちゃん!
疲れも吹き飛ぶ美しさ。
シャッターを切るまでポーズを取ってくれます。
目がかわいい!

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こちらの道から帰ると、
そこには石割温泉が!
うれしい〜。
富士山氷でのどを潤します。

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しかし、この夜から
またもや、あの具合の悪さがやってくるのでした。。。