タカルポ(白馬)に乗って 15
ルブラの村へは、
ルブラの僧院長さまとマノチさんのお兄様と一緒に向います。
河原から僧院まで上がる裏道を、
スルスルと上がっていかれます。
ここでも急に高度が上がるので、
ちょっと登るとハァハァ。
重い荷物を持って頂きながら進みます。
「ゆっくりで良いよ。」
とリンポチェ。
ビルさんはまだお具合が悪いようで、
登るのも大変そうです。
ここではちょうど桜が満開です。
そして、この桜の実からオイルを作っている事を教えて頂きました。
どんな香りのオイルなのかワクワクします。
箱寺さんから、
「ボン教テーマパーク」
と、教えて頂いたように、
足跡。
足跡。
不思議なものを見せて頂き、
さぁ、好きなだけどうぞ!
と、私を1人にして下さいます。
私は、この洞窟での瞑想が大好きです。
独特の周波数があって、
それは私の体験の中にない物だったからです。
この日も、この周波数に委ねていきます。
私の中の違う部屋の扉が開かれていくようです。
そして、時空の感覚がなくなるので、
ふと気づくと3時間。
30分くらいしか経っていないのに!
(と、私は感じる。)
お待たせして申し訳なく、下に降りていくと、
軒下で、リンポチェに熱弁を振るうビルさん。
「何を話しているのですか?」
と、伺うと、ネパールの政治について語っていたとの事。
お茶を頂きながら、色々なお話を伺いました。
マスター・チャンが4千年前の中国の方だった事。
今回は、生まれずにロザリンを通して、
当時の友人だった、メリテクチェリンポチェと
やり取りなさっている事。
写真を見ながら当たり前にお話しなさいますが、
凄い話です。
4千年まえの友情がこの時代に別人の身体を通して復活するのですから。
そして、前回来た時に見た身体中に目がついている蛇のことをお話しすると、
ここはもともと沢山の蛇と鬼が住みついていたこと。
人が住めなかったが、
タシ・ギャルツェンというラマがいたずらしないようにして、
人が住むようになった 。
との事。
ルブラの「ル」は、蛇という意味。
そして、それが壁画に描かれている。
と、見に連れて行って下さいました。
上の方に蛇。