イシスの息吹

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神の手 1

 
ブループリント協会(ヒーリングチャクラ7扱っています)
 
YEメソッドheart04(これをせずしてエネルギー語るべからず)
 
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)
 
次回の医療従事者クラスは3月3日(土)12:00〜です。
 
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みなさま、ごきげんよう
 
初めて師匠のところに伺ったのが旧暦の新年だった事もあり、
 
毎年この時期ご挨拶に伺っています。
 
今回は、「『神の手』を伝授します」というお話をいただいたので、
 
小用先生をはじめとした刀禅のみなさまと
 
私たちエネルギーの学校のメンバー総勢32人で伺いました。
 
大人数と限られた時間で、
 
沖縄の先生の背景をお話することができなかったので、
 
こちらでお話しさせていただきます。
 
 
 
 
 
沖縄の先生に初めてお目にかかったのは、
 
2007年斎場御嶽でした。
 
まだ今のように世界遺産認定されていなかった斎場御嶽は、
 
受付も、駐車場も観光バスもなく、静かな朝の時間がありました。
 
早朝にお参りに行くと、一番手前の拝所ウフグーイで3人の方が
 
ご自分達の周りに他とは異なるエネルギーの空間を作って拝みをされていました。
 
独特の空間なので、
 
邪魔しないようにその方達が立ち去るまで待ってお参りさせていただきました。
 
次の拝所ユインチに行くと、
 
また先ほどの方々がご祈祷されていたので、
 
今度は後ろから様子を拝見させていただくと、
 
一番前にいらっしゃる年配の女性の上にアストラルの火の精が降りてきて
 
交流なさっている様子が見えます。
 
(口でアストラルを語る人は大勢いますが、
 
実際に火の精を降ろして交流できる人はほとんどいません)
 
「これは本当にすごい方なんだ」
 
と感動したのを覚えています。
 
すれ違いざまにその女性が「ありがとうね」と言って通り過ぎていかれました。
 
その後最後の拝所サングーイでのご祈祷が終わると、 
 
「この下の家にいるからお茶を飲みにいらっしゃい」
 
と誘ってくださいました。
 
図々しくも、寄らせていただくと、
 
海を見下ろす絶景が広がる高台のお家。
 
その家のご主人のご病気のための拝みを先生にお願いしたとのこと。
 
ご主人は「この方は、沖縄の人でもなかなか会うことができないすごい方なんだよ」
 
と年配の女性をご紹介くださると、
 
帰る際にその方が、「いつか勉強にいらっしゃい」と連絡先をくださいました。
 
それから時が経ち2013年
 
私のところに来ていた若い鍼灸師が「沖縄の言霊を使って治療をしたい」
 
というので、
 
「沖縄は圧倒的にアストラルが優勢であり、
 
古くから伝わる伝統の中にある沖縄の言葉を扱うことは非常に難しい」
 
と話しました。
 
アストラルの優勢の土地に古くから伝わる伝統は、
 
伝統を紡ぐものがその地を離れる事すら許さない強さがあります。
 
また実際に沖縄の神聖な地では、
 
よそ者が近づくだけで、恐ろしいまでにエネルギーを閉ざし、
 
実際に風が吹き始め、木々が閉じて行きます。
 
この光景を、見た事があるものならば、簡単に手出ししようとは思わないはずです。
 
しかし、若者には通じません。
 
その時に、斎場御嶽でアストラルの存在を下ろしていた先生を思い出したのです。
 
そこで、大切にノートに挟んであった連絡先にお電話してみました。
 
「数年前に斎場御嶽でお目にかかったもので、
 
先生からいつかお勉強にいらっしゃいとご連絡先頂いたものです」
 
と申し上げると、
 
電話口に出られた先生は、その時の事を覚えていて下さって、
 
「今どこにいるの?」
 
「東京です。先生、勉強に伺いたいのですが」
 
と申し上げると、
 
「明日とあさっては、旧暦の新年前で珍しく家にいるからいらっしゃい。」
 
先生は二つの御嶽の祭司をなさっているので
 
2日間空いていらっしゃる事はまずないそうです。
 
ここから先生との時間が再び開き始めました。
 
 
 
沖縄の風習やアストラルの存在との交流、
 
神のために24時間生きるというあり方を伺う度に教えていただいています。
 
 
 
沖縄のシャーマニズムの役割の中で、いくつかの言葉を聞くと思います。
 
ユタ(自己申告制の霊能者。能力の差はあるが降ろしている霊は下ろすものの「心」の状態によって様々なので、さして高い霊ではないことがほとんど。沖縄の先生は認めていない)
 
ノロ(琉球王国時代に認定されたその土地を司る役割を担うもの。玉飾りを持っている。霊能力は特にない。武富の御神事の際には先生の後ろにつかれる)
 
ムヌシリ(先生の役割がこのムヌシリ。今では沖縄でもその存在を知るものも少なくなっている。現在先生も他にこの役割の方が何人残っているかわからないそうです。24時間神のため*に仕えその言葉をおろし、土地人々を導くお役割をする人)*この神のついては全体像から追って紐解きます。
 
 
 
沖縄のシャーマニズムに関しては私は全くの門外漢でありますから、
 
それを語ることはできませんが、
 
世界中の密儀にはステップがあり、
 
それに沿って必要なものが教えられます。
 
そして、それは公のものではなく、
 
伝えられたものは命をかけてもそれを守らねばならないと言われています。
 
また、「謙虚さ」は沖縄の先生からも小用先生からも教えていただいている、
 
何よりも大切なことのように思います。
 
今回教えていただいた「神の手」も、
 
実は「来た人誰にでも教える気軽なものではない」ことをお伝えしなければなりません。
 
星窪御嶽の天の御嶽には最近は先生ですら上がることが少なくなっているようです。
 
初めていらした方は、誰にでも教えてもらえて上がらせてもらえると思ってしまいますが、
 
そうではありません。
 
積み重ねられた年月と関係性の中、
 
前回、金満御嶽で「掛け拳」の奉納をご覧になり、
 
風の流れや空気感が変わったことをご覧になり、
 
「これは『神の手』だね」
 
「心を伝えることができる方々だね」
 
という流れからの今回の伝授です。
 
 
 
 
 
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先生が「神の手」を授かった御嶽
 
 
今日は力尽きたので、ここまで。
 
次回はエネルギーの全体像からのアストラル領域のお話をさせていただきますね。
 
(オーストラリア前までに終わりますように・・・)