YEメソッドおさらい 心の弾力(レジリエンス)
次回の「地に足をつけ直すクラス」は
6月8日(土)14:30~16:30 蕨市民会館 多目的ホールになります。
http://warabi-fmpc.or.jp/wch/access/
先日放送された
「逆境を乗り越えるコツ“レジリエンス”に注目」
を観ました。
具体的なレジリエンス例を見せていただきながら
的確な解説が入るとても良い番組でした。
レジリエンスとは、
弾力性、回復力、復元力など、外的な刺激に対する柔軟性を表す言葉だそうです。
本来であれば、私たちは何がなくてもこの弾力性を
心にも身体にもエネルギーにも持っていれば、
人生は色合い豊かに濃密になります。
しかし、なかなかそうはいかないもの。
世の中が豊かで便利になればなるほど、
そう、環境に柔軟性が出てくれば出てくるほど、
個人の柔軟性は内ではなく外に委ねられてしまうものです。
SNSは便利なツールだけれど、
自分の心の中だけに収めていた声を発信し、
心の中だけならば問題ないことまで簡単に発信しがちなので、
応酬が始まり、炎上していきます。
それに伴って、傷ついたり息苦しくなってしまうであろう人たちをよく見かけます。
実際に会って会話していれば、そこに流れるエネルギーの状態やニュアンスによって
相手を理解することができるので、
自分の中にも相手を受け入れる、より多様な感性が生まれ育まれますが、
文字でデリケートな思いや感情を伝えることはとても難しく、
また、それを読む人の立ち位置によっても受け取り方は変わってくる。
SNSがない時代の豪快な人たちが懐かしく思い出されます。
(きっと今だったら炎上して叩かれるでしょう)
また、身体も、より豊かになったことによって便利なツールが増え、
以前だったら日々の生活や家事によって鍛えられた部分は、
意識して鍛えていかなければ身体の柔軟性はどんどんなくなり、
退化していきます。
そして、これらは、物質的な部分だけ見ていると
そんなにわからないのですが、
エネルギー体を見ると一目瞭然なのです。
柔軟性のある人のエネルギーと柔軟性のない人のエネルギー。
しかし、便利なのは私も大好き。
スマホのない生活や、和式トイレや洗濯板で洗濯を選ぼうとも思いません。
(ヒマラヤ山中だとその様な生活ですが…だからこそヒマラヤに住む人たちの身体能力は素晴らしい!)
だからこそ、便利になればなるほど、
自分のメンテナスを心がける。
そう、意識的に手を入れなければ自分が参ってしまうのです。
身体も心もエネルギーも連動しているように思います。
いえ、連動しています。
どこかが柔軟になれば、それに伴って他の部分にも変化が出るのです。
どこかが柔軟になれば見えていなかった1つ奥の世界が開いていきます。
特に今の時代、
心の柔軟性、弾力性が身体やエネルギーに与える影響はとても強い様に思います。
だからこそ、まず、YEメソッドでレジリエンスチェックを!
・ まず、自分の心の状態を認識する。
・ それをジャッジしないで容認する(ジャッジすればその奥にあるものも出てこなくなります)
日本の教育自体がジャッジに基づいていますから、この部分の解放はしっかりと。
・ 出てきた感情をここで放出してしまうのは「レジリエンス不足」
その様な傾向があるのであれば、身体の弾力性を開発してみるのも良いかもしれません。
・ ここまでくると様々な鎧が見つかり(パターン化した想念形態)
「ひょっとすると自分は『物語』を作ってその中で生きているのではないだろうか?
と、気づき始めるでしょう。
・ それを認めた上で、その場に応じた選択ができる様な足腰をつける。
これもレジリエンス、弾力性が必要なところですね。
物語は様々な鎧によって作り上げられています。
では、その構成様相である鎧という言葉に弾力性を感じるでしょうか?
これを見てもわかるように、
鎧は弱い部分を守るために身に付けるものであり、
鎧を付けることによって弱い部分の安全は保たれますが、
身体の柔軟性は奪われます。
まず、自分の鎧を並べてみて、
いかに自分がそれに拘束されていたのかを認識する事でとても楽になるのではないかと思います。
番組では、
それが病気や災害という形で、
目の前に並べざるを得なくなった方々を紹介していました。
そんな大きなテーマでなくても、
私たちの日常の中にも、様々なテーマが小出しに来ています。
をれを見逃さずにいたいものですね。
とても良い番組です。
再放送が金曜日にあるようです。
ぜひご覧ください。
また、小用先生のお稽古はまさに身体のレジリエンス養成講座です。
次回、初心者クラスは6/8です。
先のリンクをご覧ください。
不自由な生活だからこそ感じるシアワセもあります。