イシスの息吹

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バラ週間 5

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次回の「地に足をつけ直すクラス」は

6月8日(土)14:30~16:30 蕨市民会館 多目的ホールになります。

交通案内 – 一般財団法人 蕨市施設管理公社

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3年前のこの時期、

贅沢にも「エネルギーの学校特別jackの蒸留ワークショップ」に行きました。

私はヒマラヤを含めいくつも蒸留器を購入して貸し出ししていますが、

自宅に置いてある蒸留器は特別です。

それは、jackの言う「地球システム」によって蒸留できる器だからです。

何回も貼り付けてしまうこのjackの言葉。

 

タンジェリンを輪切りにしてそのまま蒸留しているのを見て、 
(自分が柑橘類を蒸留するときに)
皮だけで蒸留していたので、
「私は皮だけで蒸留していました」
と、申し上げると、
「確かに、皮の中にオイルは入っている。
でもね、僕は成分を取り出しているのではなく、
植物の魂を取り出しているんだよ。
見てごらん、この蒸留器を丸いだろう?
これは地球なんだ。
そうデザインしたんだ。
水蒸気蒸留は、植物に圧力をかける。
蒸留する植物たちに地球以上の圧力をかけると、
植物の持つ生命エネルギーを破壊してしまうんだ。
ハイドロ蒸留では、水の中にすべての生命の要素が入り、
太陽の光が当たり、 
蒸気になる。
そこには、すべての命を運ぶ粒子が入っている。
地球だってそうだろう?
太陽が地球の水をあたためて、
水蒸気があがる、
そして、風に吹かれて冷たい空気にあたり、
地球のエッセンスである雨になる。 
そして、また大地へと還っていく。
水蒸気はエッセンスであり、生命力なんだ。
蒸留の芸術は、地球の芸術でもあるんだ。
ただ、自然を学び、その一部をいただくのではなく、
人間が息を吹き込む事により、芸術になるんだよ。」

本当に錬金術なのです。
ジャックは蒸留が始まると、
片時もそこを離れず、
ガラスの丸い蒸留器の中で植物のリズムが途絶えないよう、 
細心の注意を払って温度や圧力を調整します。
水(イアオ渓谷のもの)
と植物とのやり取りの芸術を知り尽くしているのです。

「蒸留をするものが、自らの中を蒸留せずして、
なぜ、植物が心を開いてくれようか。」
インドのとある蒸留家の言葉だそうです。

 

何回読み直しても感動する言葉です。

蒸留する事は私にとって儀式を執り行うようなものです。

植物や使う水を選ぶ事。

植物のネイチャースピリットとの対話。

それを蒸留器に入れて月と太陽のエネルギーを取り入れる事。

どの周波数で蒸留器を満たそうか植物と対話しながらお互いのリズムを探る事。

どのくらいの量、時間で蒸留するのか、

温度や天気や湿度との対話。

そして、蒸留している最中も、

蒸留器の中を常にチェックし見守っています。

植物が丸いガラス蒸留器の中を踊るように循環し、

自らのエネルギー、美しさを昇華させ、

そのエッセンスを含んだ蒸気が上がり、

それが冷やされて雫となって落ちてくる。

ちょっと人生っぽく

ちょっと輪廻っぽく

全く神聖!

これが目視できるのですから、

蒸留中は他には何もできません。

この時間は想像以上に瞑想的で神聖なものなのです。

 


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