イシスの息吹

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エジプト3日目 その1

車でアレキサンドリアへ。

何しろカイロの街は物凄く渋滞している。 しかし、ここを抜けると砂漠が広がり車は一気に加速する。 最近は警察の探知機が付いていてスピード違反を摘発されることが多くなってきたようで運転手のアハマドさん(エジプトはアハマドさんとムハマドさんがやたらと多い)は何度かスピードを緩めていた。

カイロの街を少し離れたあたりで、近代的なガラス張りの建物群が次々に見えてくる。 エジプトのシリコンバレーと言うらしい。 建物と言う建物にはどこかにピラミッドが施されていて、それが砂漠と太陽の光に映し出されてとても綺麗だった。 マイクロソフトのあの人もやってきたらしい。 これを見て、またまた「家にもピラミッドを。。。」と強く願う。

アレキサンドリアは、地中海に面し、とても美しく「どこかに似ている。」せいなのか、とても懐かしく感じた。

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元アメリカ大使館の建物をそのまま使った国立博物館は、とてもこじんまりした博物館ながら、展示の仕方がとても洗練されていて美しく、ギャラリーのようだ。 しかし、どんなに洒落た博物館でも、トイレはエジプト風?アラブ風?で水洗コックだと思って、お尻を洗うホースをひねってはいけない! 誰かさんのように頭からびしょぬれになります。。。

クレオパトラが過ごした場所に建つオベリスクが一本だけ残っている。 ここは街中にある小高い山のようになっているが、現在、周りの地域は貧しく何だか寂しくなってくる。(縦に取った写真を横にするのはどうするのだ? わかる人がいたら教えてください。。。)

アレキサンドリア大図書館へ。 ここの図書館は予定になかったが アブミナ観光をせずにまわってもらった。 地中海から吹き上げてくる風がとにかく素晴らしく 現在はとてもモダンな建物になっているが、その地にあるエネルギーは深く、時が刻まれている。 貴重な資料は残っていないにしろ、先人たちが遠方からこの地を訪れ、学んでいったその足音が聞こえてくるようで、立ち去ることが困難だった。

図書に入れる時間は、なぜだか午後3時からだが、大勢の子どもや学生が1時過ぎから入り口付近でドアが開くのを並んで待っていた。

040 右の写真は、図書館の道路側の塀(?)様々な国や時代の言葉が刻まれている。 日本語もあった。 ちょっと要塞のような感じだったがカーヴがとてもきれい。

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