ヒマラヤ 水晶が導く旅47
日常と、
非日常。
陰と陽。
喧噪の街、カトマンズ。
人間の生命、生々しさを見せてくれる場所。
そのすぐ向こう側には、ヒマラヤ山脈が広がり、
否応なく神々の世界へと誘われていきます。
このコントラストが、
この地の壮大なるエネルギーのレイヤーを織りなす一因なのかもしれません。
この地は、
広がりたいだけエネルギーを広げる事を許してくれる
無限という概念を机上の空論から、
実際に体験させてもらえる
私にとって、
なくてはならない土地になりました。
日本という枠組みの中で生きてきた私には、
エネルギーを広げるには縦の感覚が通常のものになっていました。
しかし、
この地に足を踏み入れ、
このエネルギーの中に身を置いた時、
縦横無尽に広がるエネルギーに陶酔し、
もはや、そこにいかなる枠組みも存在する必要がない事を味わいました。
それは自らの空間を呼び覚まします。