イシスの息吹

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ヒマラヤ 宝珠を納める旅 10

ジョムラキ・ゴンパ。
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何とも、こじんまりとした質素なゴンパです。
けれども、
女性達によって丁寧に手入れされていて、
味わい深い所です。
 
とにかく、
この清涼感は説明しがたいものがあり、
ただ、何もせずにずーっと坐っていたくなります。
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それでも、
帰り道の事を考えると、
早くもここを立ち去らねばならず、
心残り。
後ろ髪を引かれながら、
ガタガタ道を下るのでした。
 
そういえば、お昼を食べていないことに気づき、
車を降りた辺りのお店で昼食。
行きに食べたチャウチャウ(ラーメン)の時もそうだけれども、
どこにも、食事をさせる雰囲気のない見かけや室内なのに、
そこが食事所なのです。
店内では、学校終わりの男子たちが次々と集いだし、
飲み物を飲みながらインドのドラマを見ています。
巨大な虎にも勝ってしまう正義感の男性を中心としたミュージカル風ドラマ。
しかし、二つのドラマを同時に鑑賞したい子がリモコンを握っていて、
最後はどうなったか分からず。
こんなに、のんびりした所にも、
シャキシャキしたい子がいるのです。
 
ここでも味わい深く美味しく、
ついつい食べ過ぎてしまいます。
 
ユルユルと村を歩きながら、
丘の上にあるホテルの迎えのトラクターを待ちますが、
「所用でトラクターが別の場所に行ってしまった。」
との事で、
息を切らしながら、丘を上がっていきます。
「10分ですよ。」
と言っていましたが、
30分かかりました・・・
ここにいると、何にも腹が立ちません。
何があるか、先の事は何も分からないのです。
 
ホテルは、
こんな所にこんなホテル?
と、思うくらい素敵なホテルでした。
この場所で5つ星だそうです。
しかし、石造りの建物の中では「ダウンウェア」です。
お夕食は、簡易こたつのなか。
シャワーは、ロウソク。
ベッドには湯たんぽ。
(二個も入れてくれます。)
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しかし、この景色。
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素敵な温水プールもあるのです。
泊まり客一人だと、水は張ってないですけど・・・
寒いし。