イシスの息吹

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ヒマラヤ 水晶が導く旅2

数回の ネパールティ休憩を経て、
自分の中の水分が全部シェイクされて滞りが無くなったであろう頃、
日が暮れ、漆黒の闇の中車は走ります。
「皆は、この下が凄い崖って知らないだろうなぁ?」
と、ドキドキしながら右側の真っ暗な崖を思うのでした。
 
ジョムソンのホテル着。
遅いダルバートの夕食を頂き、
それぞれの部屋に入ります。
今回は、個人セッションを入れながらの旅なので、
まず、一人目の個人セッション。
とにかく、場の調整をする必要がないのと、
思う存分エネルギーを広げられるので、
エネルギーを流すのもとても楽しい。
セッションを終えた後も、
通常の状態に戻らずいる事が可能なので、
より大きな所で生活出来ます。
さて、シャワーに入ろうかしら?
と、思って栓をひねっても水しか出てきません。
仕方なく、翌朝、
「これは熱いお湯!」
と、暗示をかけてシャワーに入ってみます。
なぜなら、これから更に高度を上げていくと、
さらに、お湯は出なくなるから・・・
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ジョムソンの街は、美しい山々に囲まれながらも、
小さな小さな飛行場など、文明社会との最後の連絡が出来る場所。
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おいしい蜂蜜をつけて、チベットの揚げパンを頂きます。
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ここからは、車を乗り換えてジープで更にガタガタの道を進んでいきます。
しかし、ここからの世界は、異次元に入り込んだような景色が続くので、
飽きる事がありません。
1時間半ほどで、
ニマさんの村に到着。
初めてお目にかかるニマさんは、
とても恥ずかしそうに私たちを迎えてくれました。
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これがニマさんの村の全景。
青い空と白い山々の中にぽっかりと浮かぶ村はお伽噺の国の世界です。
村に入ると、
時間が遡ったような錯覚に陥ります。
大昔のチベットの村にタイムトラベルしてしまったような感じです。
クリニックは、土と石からなるチベット様式の建物の中にあります。
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一階は、薬草の瓶がたくさん並び、奥にはベッドも用意され、
二階は、客間です。
私たちは、客間でお茶を頂きながら、
蒸留の打ち合わせをしました。
運転手さんが戻らなければならないというので、
宿のあるムクティナートまで行って打ち合わせを続ける事になり、
更に数百メートル高度を上げていきます。