ヒマラヤ 水晶が導く旅43
さて、菩提樹の下のベンチに座っていると、
若い男の子が、
「ナントカカントカ〜?」
と、話しかけてきます。
(疑問文である事は分かる)
何を言っているのだろう?
と思っていると、カメラを指差して一緒に写真を。
と言うので、
「はぁ。(何でだろう?)」と言っている間もなく、
男の子達に囲まれ、
すると、また
写真待ちの列が出来ます。
いったい何カ国の何人の方と写真をご一緒したか分からないくらいです。
困ってビルさんを探すと、
向こうの木の下でニヤニヤして見ています。
「何でかしら?」
と、後で聞いてみると、
「他の国の人だから珍しかったんでしょ。」
との事。
なるほど。
マヤ夫人が沐浴した池の水(相当緑色)
を持って帰るようにビルさんに言われて、
躊躇していたら、
どこかのおじさんが落とし物のペットボトルに
その水をご親切にも入れて下さり、
とても、それを持つ勇気がなかったら、
ドライバーさんが持って下さいました。
見た目は青汁です。
その水は、残念な事にホテルに置き忘れてきてしまいました・・
その後、お昼を食べに街に出ます。
こうした町並みの中、
「どうしたら、ここがレストランって分かるのかしら?」
と、思うようなマニアックなお店へドライバーさんの案内で入ります。
内部から見た外。
調理してくれる美しいお店の方。
しかし、食器を洗う水は、
マヤ夫人の沐浴した水を少々彷彿させるようなバケツの中。
さすがのわたくしも、
「あぁ、お腹痛くなるかも。」
と、少々覚悟を決めて頂きました。
が、全然平気でした。
美味しゅうございました。
ご飯を食べるのも、大冒険です。