イシスの息吹

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ashes and snow

先日、「ashes and snow」とかいてある、小さな写真集をいただいた。 開いてみると、そこには言葉を失うような世界があり、一枚一枚に神の息吹が聞こえてくるようなそんな写真集だった。

早速、お台場にある「ノマディック美術館」というコンテナで作られた移動美術館に足を運んだ。 勿論、お供はK太。

エントランスの床は、生の木で出来ており 歩くと何となく懐かしいようなギシギシいう音が聞こえてくる。 電車オタクのK太には、そこは線路や敷石の世界に繋がったらしく 電車の世界と巨大な和紙に刷ってある写真は 彼の目にどのように写っていたんだろうな? と頭の中を覗いてみたくなり、「ゾウの前で少年が本を読んでいる」写真の前にたたずんでいるK太に「何しているんだろう?」と聞いてみたら 「英語のご本を読んであげてるんだよ。」と言っていた。

先日、新聞に茂木健一郎が「ダヴィンチ」について語っていた、たしか「彼の絵は、彼の宇宙の表現」と言うようなことだったが、 この写真の中には 誰の目にも明らかな言葉など必要のない「神々を内包した宇宙」があった。

すべての人の中に、その人の宇宙があり 様々な表現があり すべてが違っていて、だからこそ人間は生まれてきたのかな? 大いなるものに思いを馳せずにいられなくなった。

ashes and snow

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