宝珠の香り Guru Rinpoche year 23
山本ユキHP エネルギーの学校(私のHP)
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)
ムクティナートから降りる朝、
早朝に裏口から岩山に登りダウラギリにご挨拶。
本当にダウラギリは私にとって特別な山です。
奥の院まで降りると、
中からアニさんの声がするので
そっと中に入ると年長のアニさんがお一人でプージャをしていらっしゃいます。
隣に座るように手招きされたので、
お隣に座らせていただきます。
「あなたは運がいい。今日はパドマサンバヴァのプージャの日ですよ」
との事。
アニさんの染み渡る声と法螺貝、リンの音が、
早朝のピンとはったヒマラヤの山々に響き渡ります。
それから2時間あまり
パドマサンバヴァのプージャを独り占めさせていただきました。
身も心も生まれ変わったように新鮮なエネルギーで満たされます。
ゴンパの正面には、
パドマサンバヴァがダーキニーのために彫り残した
彫像がこの地を見下ろしています。
他で拝見する
パドマサンバヴァよりも人間味のあるようなお顔です。
アニさんたちがこの地でずっと守り続けてきたのですね。
とてもロマンティックなお話です。
奥の院から出て歩いていると、
アニさんから
「パドマサンバヴァの身体表象の五宝は見た?」
とお話しくださいます。
「いいえ、存じませんでした」
とお答えすると、
「ぜひ、行ってごらんなさい連絡しておくから」
との事。
また、パドマサンバヴァのご縁が繋がります。