宝珠の香り Guru Rinpoche year 27
山本ユキHP エネルギーの学校(私のHP)
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)7
ポカラからカトマンズまでは30分のフライト。
前回3月にはポカラの視界が悪く、
車での移動になることが多かったのですが、
今回はお天気に恵まれ
全て飛行機移動で時間短縮することができました。
![Th_img_3185 Th_img_3185](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/01/12/th_img_3185.jpg)
カトマンズからヒマラヤがこんなにくっきりと見えたのは初めてです。
ここはパタンのレストランの屋上。
5階だけれどもちろんエレベーターはありません。
地震で崩れた建物も見えます。
ヒマラヤのエネルギーの名残は遠く見える山並くらい。
ここは、音の洪水です。
呼吸も浅くならざるを得ません。
カトマンズでもたくさんの用事がありますが、
まず、待ちきれなかったのが、
ムクティナートのアニさんに紹介していただいた
オンギャル・ラマ・リンポチェにお目にかかる事。
朝一番で、リンポチェのところに向かいます。
リンポチェの奥様は、ローマンタンの王様の親族だそうです。
奥様はカトマンズでホテルを経営していらっしゃいます。
ホテルに着くと、
リンポチェはカトマンズとは思えないような
木が生い茂る中庭で待っていてくださいました。
リンポチェは、カトマンズのちびっこ尼僧院のスポンサーでもあります。
開口一番、
「子どもたちと尼僧院への気持ちありがとう」
とのこと。
そして、ご挨拶の後すぐに本題に入らせていただきます。
バルト・トドルについてお話伺いました。
ローゲガルゴンパでサンゲラマが発見したと言われているが、
バルト・トドルは3〜4種類ある。
800年〜900年前のことなのではっきりはしない。
バルト・トドルはニンマ派では全員に教えるわけではないが、
一番重要な経典。
ラマが死にかかっている人に続く道を伝えるが、
伝えるものと伝えられるものの信頼関係が何より大切。
(父の5ヶ月間の死への移行の話をしたので)
お父さんはあなたが教えたので信用したんだよ。
教える人との信頼関係が何より大切なんだ。
怖いものも仏も全て自然の中にあるもの。
肉体は5大元素で出来ている。
亡くなればもとに戻る。
初めは地→水→火→風→空
と返って行く。
トドルとは、聞いて達する事ができるという事だが、
見て達する、触って達する、薬によって達するということもある。
バルトにも様々な種類があり、
魂が入り生まれるミグラン・バルド、夢のバルド、瞑想のバルドなど
もっと沢山あるんだよ。
とても柔らかい物腰の品の良い方でした。
生きている人こそ、これを学ぶべきではありませんか?
という問いにも、
「そうだね、この10%でも理解できれば本当に良いと思うよ」
「そこにも信頼関係が必要なんだよ」
と、おっしゃっていました。
「次回はもっと勉強してきます。
また、伺ってもいいですか?」
と再会を約束して
ホテルを後にしました。
![Th_img_3169_2 Th_img_3169_2](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/01/15/th_img_3169_2.jpg)
ボダナートに戻ると、
一昨年の地震の修復が終わったところ。
中へは立ち入り禁止になっています。
![Th_img_3173 Th_img_3173](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/01/15/th_img_3173.jpg)
数日後のお祭りの準備で活気があります。
この子たちにも会って行かねば。
スーパーに立ち寄って食料を調達するのですが、
数回でマンネリ化してしまいます。
次回は何違うものを考えましょう。
![Th_img_3179 Th_img_3179](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2017/01/15/th_img_3179.jpg)