イシスの息吹

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巴 △ トリスケル 2

 
ブループリント協会(ヒーリングチャクラ7扱っています)
 
YEメソッド[E:heart04](これをせずしてエネルギー語るべからず)
 
(マニアックな記事はこちらに更新中 YEメソッドせずして見るべからず)
 
#ヒマラヤ#冒険家#研究家#アッパームスタン#ガリゴンパ#チベット#バルトトドル#ローマンタン#ネパール#蒸留
 
 
 
ナウリコットについた日はどんよりした一日で、
 
いの一番にお目にかかりたかったダウラギリも姿が見えず。
 
でも、明け方。
 
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薄曇りの星空の中にうっすらとその姿が見えました。
 
ヒマラヤに来ると、上からの声と夜の景色が気になって
 
おちおち寝ていられない日々です。
 
夜中に屋上にこっそりと上がり、
 
「もしかすると、この世で今起きているのは私だけかも」
 
と思える様な、
 
生き物たちは、その気配を消さなければならない神々の時間に、
 
神様たちに気づかれない様に、
 
自分の物質的な身体の気配を消してからそっと佇むのは、 
 
私にとってプチ冒険でもあります。
 
そして、気配を消すことによって
 
自分もその空気感の一部になるのか、
 
それとも、
 
それを見守る立場になるのか、
 
毎回苦渋の選択です。
 
巨大なドーム状に広がる満天の星の下。
 
聞こえて来る音は、遠くの山肌を流れる滝の音だけ。
 
音を聞いていると、
 
自分がその滝の一部になって山肌を駆け下り、
 
岩にぶつかり飛沫になり、
 
また、山肌に染み込んで水脈へと戻っていく様な陶酔の世界へと入っていきます。
 
気をつけなければいけないのは、
 
自分の物質的な身体が冷えすぎてしまうこと。
 
あまり長滞在するとベッドに戻ってからも、
 
芯まで冷え切っていて温まるまでに朝が来てしまいます。
 
いつ、部屋に戻るか。
 
それも毎回の選択です。
 
でも、この一瞬がもう二度と訪れることのない世界で一番美しい瞬間だと思うと、
 
部屋に戻ることも、また、苦渋の選択を自分に強いることになります。
 
自分の身体のギリギリのラインがどこなのかは、
 
包み込んでくれる季節との相談になります。
 
 
 
そして、これもまた見逃してはならない陰陽統合の一瞬。
 
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雲ひとつなく黄金色に輝くダウラギリも大好きだけれど、
 
こうした趣のある瞬間は二度と訪れないことがわかるから、
 
瞬きすることすら躊躇ってしまうのです。