フランスに残る神聖を辿る旅1 ラ・サント・ボーム
手続きを終えて外に出た時には、すでに空港は閑散として、薄暗く人気もない。
タクシーを拾って、一時間かけて、サン・マキシマンの「ホテル デュ クヴェン ロワイヤル」に着く。
ここは、サント・マリー・マドレーヌ・バジリカの回廊がホテルになっています。
翌朝、バジリカを覗くと人けは殆どなく、
静かな中で、味わうことができました。
このバジリカは、1279年に400年前にヴェズレー修道院(スペイン巡礼の出発地)の修道士が持ち帰ったとされていた、マグダラのマリアの遺骨がそのまま発見され、1295年にヴァチカンから「聖マリー・マドレーヌはサン・マクシマンに葬られている。」とする正式な教皇判断が下され、今では、クリプトに安置されているマグダラのマリアの頭蓋骨を見ることができます。