サバトから沖縄へ 16
そして、更に奥の方に進みます。
すると、上空から見た地図にある丸い池が見えてきます。
人気がなく、私の足音が近づくと、
池の中から鯉の大群がゴモゴモと近づいてきます。
ピョンとか飛び跳ねちゃうコもいます。
そのゴモゴモ、ピチャンという音が響く池。
この池は、「神池」という池だそうです。
池の脇には、こんな説明が。
更に、導かれる方向に進んでいきます。
池をぐるっと廻るようにしていくと、
海沿いの小道に出ます。
その道を辿っていくと、
素晴らしいビャクシンの樹林があります。
大きな大きな木が並ぶ林の中は、
自分が小さく小さくなって、
まるでアリスの世界に入ってしまったような不思議な感覚になります。
ビャクシンの木は今にもゆっくりと動いて低い声で語りだしそうなほど。
手を当ててみると、呼吸が聞こえてきます。
時間の流れが、ビャクシン時間に変わっていきます。
すると、流れる風や海の音もより一層深いところで響き始めます。
池の周りは収縮する霊気に満ちている感じがしたのですが、
この辺りは、とても開けて気持ちのよい場です。
大きなビャクシンの中でも一段と大きな存在感の木がありました。
ご神木です。
導かれる感じは、ここで止まりました。
ぐるっとご神木の周りを回ってみると、
エネルギーが増すポイントがあります。
そこに立ってみると、
何と、後ろには、
富士山が。(薄いけれど、見えるかな?)
神池、ビャクシンのご神木、富士山が一直線に並びました。
そのライン上に立つと、
また導きがありますので、
その指示に従います。
ゆっくりと優しくそこにあるエネルギーに委ねながら。
その一つづつを感じてみると、
それぞれに個性的な龍の存在が感じられ、
それがライン上に並ぶと、
もの凄く大きく立体的なエネルギーになります。
それを感じると、内側からこみ上げるものと外側から流れ込むものが、
渦になって駆け巡るようなパワフルさです。
自分の物質的な肉体が活性化するのを感じながらも、
それに負けず、エネルギー体も活性化していく。
漫画が書けたら「グワーン!」とか
螺旋系で書いて、
劇的にこの様子をお伝えできるのに、
残念。
そう、螺旋のエネルギーなのです。
あまりの素晴らしさに、暫くその場を離れられませんでした。
そして、富士山を目の前にしながら歩く海岸線は本当に素晴らしい景色でした。
いつまでも、この素晴らしい景観が続くと良いなぁ と思います。