イシスの息吹

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正しさという呪縛 2

 

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次回の「医療従事者クラス」からエーテル体に入ります。

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そして、エネルギー領域の滞りの根源をみていくと、

十中八九「正しさ」によって折りたたまれた流れが見えてくるのです。

この「正しさ」は昨日のブログに書いたように、

地域によるもの、時代によるもの、社会によるもの、教育の枠組みによるものなど様々です。

そして、多くは「善意からくる正しさ」なのだろうと思います。

 

ものすごく壮大な話になります。

以前も書きましたが、狩猟民族から農耕民族への移行期、

ある一定の人数の集合体が一緒に生活するようになると「法」が必要になってきます。

「法」が必要な単位はおよそ150人だったと記憶しています。

ある程度の団体になればうまく機能させるためにはルールが必要です。

そして、その暮らしが落ち着いてくれば、

さらに衛生や教育制度を整えることにも目が向き始めます。

そうした人間の生活を向上させる過程で、

学校制度や宗教というパッケージは、

進化をある一定水準に持っていくためには必要だったのでしょう。

人類全ての人たちというわけにはいきませんが、

おそらく多くの国でこれは成し遂げられてきたことと思います。

 

「法」

には、正しさが要求されます。

この「正しさ」というパッケージを変容させる時期の様に思うのです。

 

ここ数年間の社会変化は眼を見張るばかりです。

会社に出向かずに好きな場所でリモートワークを推奨する動きは、

今後ますます広がっていくでしょう。

学校も「N校」の様に、

出向いて教室で授業を受けることを選択しなくても良い制度を取り入れ始めています。

そうなると、

今まで当たり前に大切にされていた

「周りの人の価値観に自分を沿わせる」

という事が希薄になってくるでしょう。

団体行動のパッケージがなくなり始めていくのです。

 

そうなれば「パッケージ化された法」という

枠組みが次の進化にとっての足かせになる時代なるのではないかと思うのです。

すでにパッケージを必要としない若者とパッケージ慣れした世代のギャップを感じている人が

多いのではないでしょうか。

法があるから従うのではなく、

選択肢が広がったのですから、

自らがその場に相応しい選択を考えることが必要になってくるように思います。

本来ならば中庸を選択できる足腰が全ての人についていれば良いのですが、

これは非常に難しく、

現時点ではまだ「枠組みと自由」という膨張と縮小を繰り返しながら進化する段階なのかもしれません。

 

 

次の進化は何だろうとよく考えます。

現時点での問題に想いを馳せると、

多くの問題下に必ず感情が絡んでいるように思います。

 

もし、私たちが自己感情を交えることなく、知性で物事を選ぶことができるようになれば、

今の地球上の問題の多くは解決できるのではないかと思うのです。

そう、前回のトップに立つ存在の「正しさ」然りです。

 

「自分だけの正しさ」

から、全体を見渡しての「正しさの選択」をすることは難しいでしょうか?

人類の大きな次なる課題です。

 

 

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正しさという呪縛 1

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次回の「医療従事者クラス」からエーテル体実習に入ります。

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早朝の空気が皮膚にひんやりとまとわりついてくる気持ちの良い朝です。

 

精神科で協働させていただくようになって6年目に入りました。

 

エネルギー領域の中に身を置いていると、

それが非常に有効であることがわかっていても、

エネルギー領域という言葉を使うことを憚り保身に入る人に絶望することが多いのですが、

こうして精神科とエネルギー領域の研究を続けてくださるばかりか、

私が話したことを何方かに話される時にも

それを相手に伝え、その度に私に確認すら取ってくださいます。

これはなかなか出来ないことです。

白川先生の「男気」には頭が下がります。

 

 

その男気に敬意を払い、私も出来得る限り

精神疾患がエネルギー領域でどの様なことが起きているのかを詳細にお伝えしようと試みています。

 

疾患の原因となる問題は、ご本人の認識している顕在意識に上ってきている情報だけでなく、

その背後、意識下にある情報も様々な周波数領域に浮かび上がってくるので、

より深い部分の問題も見ていきます。

見えてくる情報に関して、

私には理由が分からないものもあるので、

ご本人や白川先生に確認することもあります。

「こういうものが見えているけれど、心たりはありますか?」

エネルギー領域には沢山の情報があるのですが、

一番最初に見せられるものは、

セッションのキーポイントになる事が多いように思います。

大抵は、ご本人の夢や忘れていた部分にその情報とリンクする部分があり、

セッションの中で、そのより深い部分を探り、

滞りを解除していきます。

セッションは、予め決められた手技をするのではなく、

その時に現れた事象に応じて、

組み立て、

変化が現れると、更にそこで立ち止まって、次に進む道を選択していきます。

それは洞窟の中を探検するのと似ています。

唯一必要なのは、

エネルギーを常に思考や感情に落とさない事。

常に個を超えたより広い視野から見続ける事です。

そうしないとクライアントの人生の中で起きた

「一般的な想像を超えた出来事」を認識していく事が出来ないからです。

 

この「一般的な想像を超えた出来事」を説明しようとしても、

私たちが一般的に知っている「正しさ」などどこにも当てはまらないものばかりです。

(下にリンクした記事もその1つ)

そうした「1つも正しくない」と思われる出来事を抱え、

「正しい世の中の枠組み」に自分を入れ込んでいくことは非常に困難ですし、

さらにエネルギーを折りたたみ滞らせる大きな要因に感じます。

 

 

 

インターネットが生活の中心になろうとしている今、

正しさについて論じられる機会が増えています。

まず1つ目。

協働者の白川先生の記事がロイター通信に掲載されました。

焦点:日本で相次ぐ性犯罪の無罪判決、法改正求める切実な声 - ロイター

素晴らしい記事です。

性虐待については、

あまりオープンになっていなかった領域なので、

こうした記事は本当に貴重なものですし、

「知らなかった」「常識的に考えて」

という自分の枠組みを超えて考えていく必要があると思います。

記事にはポジティブなものもネガティブなものもコメントが寄せられていますが、

「今までの正しさ」を超えたところからみなさまもどうか考えてみてください。

そして、2つ目。

昨日タイミングよくfacebookの友人のウォールにこんなリンクが貼られていました。

正しさが暴走するこのインターネットは早急に滅ぶべきである|Pato | Dybe!

「正しさが暴走するこのインターネットは早急に滅ぶべきである」

という記事です。

お時間あれば両方共にぜひ目を通してみてください。

 

 

正しさとは何だろう?

 

私はよく考えます。

集団生活をする前の正しさは家庭内の正しさ。

この背景には、先祖から代々伝わってきたしきたりや、

土地のしきたりなど。

 

「しきたり」

とは何だろう?

と調べると、「慣例、習わし、昔からしてきた事」

とありますので、

これが本当に正しいのかどうかは定かではありません。

 

幼稚園や小学校に上がれば、その集団の正しさが新たに加わり、

中学、高校、大学、会社と成長するごとに正しさの定義は増えていきます。

学校のみならず、

人間関係の残酷な正しさも加わります。

その正しさはどうやって定義されるのかといえば、

その時に力のあるものの見解(時代・政治・役職・友人関係etc)が殆どのように思います。

この2つの記事では、

「その力あるものの正しさ」

の定義に対して、テーマの違いはあれ再考する機会を作ってくれるもののように感じます。

長くなりましたので、シリーズ化します。

 

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バラ週間 6

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次回の「医療従事者クラス」からエーテル体に入ります。

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バラの蒸留が終わった後に蒸留器に残ったお役目が終わったバラの花びらと水分。

柑橘類の時にはコンフィチュールにしてみたりします。

蒸留するものは完全無農薬ですし、大量の酵母液も入れているので

捨ててしまうのはもったいなくて・・・

今回のバラは、水分はお風呂に入れ、

濾した花びらは袋に入れて風呂の中で、頭に乗せます。

 

これが凄〜く良いのです。

ややペースト状になった花びらは、

見た目は今一つでも恐ろしく良い香り。

そして白隠禅師に教えてあげたいほど、すごい効力を発揮し、

まず肉体への作用がやってきます。

頭頂部からゆっくりとバラのエネルギーが身体を降りていくと、

ほろりほろりと身体中の滞りが解けていきます。

何と言ってもそれからが素敵!

緩むと共に周波数も上がっていくのですが、

どこに働きかけられるかというと、

ヴィンテージラインのハートなのです。

これはどういうことかというと、

「個」

としての感覚が薄れて、上と繋がりやすくなる場所。

お湯の中は滑らかなバラ液に浸され、

頭の上からはバラエキスがゆったりと降りてくるのですから、

容赦ない周波数の変化が起こります。

瞑想状態で3時間もバラ風呂に浸ってしまいました。

 

ウチで蒸留したバラの周波数→

ヴィンテージラインのハートレベル

 

というのが今のところの私の見解です。

 

勢い余って、

バラ石鹸とコーディアル、化粧水、美容オイル

まで作ってしましました。

 

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コーディアルのバラ色の美しさ香しさは、

これだけバラの種類が違うからです。

「さ姫」という品種。

真紅の花びらです。

 

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煮出してオルタ産の蜂蜜を入れて、クエン酸を入れれば出来上がり。

スパークリングウォーターに入れたり、

アイスクリームにかけると美味しいです。

 

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地に足をつけるクラス 第2回目ご報告

 

 

 

みなさま、ごきげんよう

土曜日は、2回目の地に足をつけるクラスでした。

 

この6月で、刀禅に入って9年目になります。

初めてのお稽古の日もちょうど梅雨の時期で雨だったことを思い出します。

 

安田さんにご紹介頂き、駒込の駅で待ち合わせて道場に向かう途中、

(わたしは目が悪いのに矯正していないので、人はエネルギー体で認知します)

見たこともない山のように大きなエネルギー体が動いているなぁとビックリしていたら、

「あっ、先生だ」

と安田さんがその大きなエネルギー体に声をおかけになったのです。

それが小用先生でした。

 

「凄い人なんです」

という安田さんからの前情報があったので、

ゴツゴツした怖い人を想像していましたが、

ある意味想像を超える凄さ!

 

道場に入ると静謐な雰囲気の中、

諸先輩がたが黙々とお稽古をなさっていました。

道場という場に足を踏み入れるのも初めてなので、

何をしたら良いのか、ドキドキしていると、

先生が近づいてきてくださり、

「ばんせんこう」(最近は秘行としていると先日伺ったのでひらがなで)

を教えてくださいました。

傍目には動いているかいないかくらいの地味な動きです。

それから2時間

わたしは緊張の中黙々とそれを続け、

倒れそうになりながらお稽古の時間を何とか終えました。

 

帰り際に先輩に

「今まで何かやってこられたのですか?」

と聞かれたので、

「全く初めてです」

とお答えすると、

「最初から最前線にきてしまいましたね・・」

と驚かれたお顔は今でも覚えています。

だんだんと、私のような素人が足を踏み入れる場所ではない所なのだと認識しました。

ここはマニアックなクローズの場であり、

素人の私が小用先生のお名前を出すことも憚られる感じです。

質問しようにも質問が分からない状態。

自分の身体を如何に知らなかったかと言うことが毎回炙り出されます。

「とにかくケイを通す事です」

と先輩にアドバイスを頂いても、

「ケイって何?」です・・・

とにかく道場に着けば「ばんせんこう」の日々です。

(そして、今でも「ばんせんこう」分かりません・・・)

 

数年前から一般に向けての講習会が開かれるようになり、

人数もグンと増え、

あの当初の5年間の緊張感は和気藹々とした空気感に変わり、

こうして初心者クラスまで開催していただけるようになりました。

 

定期クラスになって2回目ですが、

改めて、

立つこと

足を使うこと

を教えていただいています。

ガタガタしているだるま落としを1番下の段からしっかりと積み直していくような

気持ち良さと発見があります。

また、武術経験のない初心者の方々の視点の鋭さは、

私には目から鱗が落ちるようなものばかりです。

そして、その質問の小用先生の答えが

「そんな背景があったのですね」

と、改めて1つ1つのお稽古の重要性に感じ入る本当に唸るようなものなのです。

 

クラスでは、背伸びすることなく、

基本的な鍛錬を丁寧に教えていただいています。

9年前の永遠に終わらない2時間は、

このクラスではあっという間に過ぎてしまいます。

もしも、9年前にこのクラスがあったならば、

私はこの年月をどの様に過ごしただろう?

とふと考え、

ここからスタートできる皆様を少々羨ましく思います。

 

もしかすると、この基本的な地味な鍛錬は、

物事の表面を見ていると通り過ぎてしまう物ではないかと思うのです。

しかし、ご参加下さった皆様からのお稽古を終えてのコメントは、そんな心配を覆し、

少々麻痺していた私の想像を超えるものです。

(文末に感想をいくつか載せておきます)

毎回のお稽古を記録に残しています。

いつの日にか、宝物として次の世代の方々にお渡しできればと思っています。

 

次回は、7月13日(土)です。

7月は私の医療従事者クラス後になりますので、

場所と時間が確定していませんが、

決まり次第、告知させていただきます。

 

 

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寄せられた感想

・「小用先生の授業で、不安感が軸とのアンバランスから頭の機能として不安感を発動するというご説明に、否定ではない道のりを示して頂いたように思います。

軸とは、見えないものですが、身体は装置、腑に落ちました。最後の足を挟んでの事は治療なのでしょうか?

足内部の細やかな動きとは反対の全身に及ぶ何かがあったような、後の体感がやけにすっきりと爽やかな感がしました。

もう少し他の方のご様子ももっと観察しておけばよかったと思います。」

 

・「先生の足が動くたびに椅子がジリジリと後ろに下がっていって、つい笑ってしまいました。

お釈迦様の手のひらならぬ、小用先生の足を思いつつ、鍛錬します😊」

 

・「体にこんなに力が入ってたんだと、日常で気付くことが多くなりました。

今まで、本当に無意識で力を入れてたんだなと。

気付いたときに、ふっと緩めて、なんでこんなに力入れるんだろう?と考えることが多くなりました。

体からYEへ繋がっていく感じです。あと、足裏を動かすのは、めちゃくちゃ難しいです。

数日しかやってなくて、怠けてました(汗)

やってみた日は動かない、、、(汗)

小用先生は、足裏をくっつけてもごもごしていたように見えたのですが、私は爪先や、かかとが離れないと動かないです。

気付いたら、続けてやってみます」

 

・「ペットボトルで腰椎3,4番あたりにあて、壁から10cm位に踵が来る様に立ち、そのペットボトルを壁に押し付けるという、動作を行った時、どうしても踵に重心を置くことが難しく、指先に力が入ってしまいました。

私は、「あー、上手くできない。」  「間違ったやり方を私はしている。」と、思い、「正しい方法は?どうしたら、ちゃんと出来るのか?」と頭の中でグルグルしはじめていました。

その後、先生への質問が行われた時  「最初は 前のめりになったり、指先に力が入るのは当たり前であり、間違っているのではないのです。それより、今まで感じた事がなかった足裏の感覚が分かりはじめてきているのを、1歩ととらえてください」と、先生は お話になられ(私の解釈が入っています💦)その、お言葉が、スーッと胸に流れてきたのを、嬉しく感じました。「出来ない!」と思うと、すぐ癇癪を起こしがちの私ですが、辛抱強く、1mmずつでも、変わっていける様に、足裏を見ていく事の大切さを思わされました」

 

・「足半は重要だと思っていましたが、日常的には使用しておりませんでした。ところが、名古屋に行かれた先輩に、足の弱さを指摘されたので再び足半を履き始めたとき、

今回のテーマは「踵」でした。

足半を約1ヶ月程、練行中や家で履いてみました。

ペットボトルを壁に押し付けるような腰が日常的に形成されました。

胸も更に落ちて、肩も一層落ちて来た気がします」

次回の医療従事者クラスは7月13日(土)10:00〜 エーテル体実習に入ります

 

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みなさま、ごきげんよう

2017年5月から医療従事者クラスを行なってきました。

2年間みなさまのご質問に応えることを中心に、

実際にクライアントの方をお招きして

みなさまにデモを見ていただきながらエネルギーの変容過程を体感していただく試みをしてきました。

そうした中から、

医療従事者の方に今一番必要なものは、

・ 日々のお仕事の中でのご自分の体力、エネルギー維持

・ 患者さん、クライアントの方の物質的な処置で変化のない問題の

  エネルギー的根源の認識

・ また、それをどの様に変容させていくか

この辺りがテーマとなっている様に感じました。

この様な問題に必要不可欠なのが、

エーテル体感覚を身に着けること」

です。

 

次回7月13日のクラスからは、

「医療従事者の為のエーテル体クラス」

というテーマで行なっていきたいと思います。

休憩時間を挟むとエネルギーがブレるので、

休憩なしで集中して行なっていきます。

(小用先生の「地に足をつけ直す」クラスは、エーテル体クラス終了後に行われる予定です)

 

お申込みは、

yuki(*)yukiyamamoto.info

((*)を@にかえてください)まで。

 

 

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バラ週間 5

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次回の「地に足をつけ直すクラス」は

6月8日(土)14:30~16:30 蕨市民会館 多目的ホールになります。

交通案内 – 一般財団法人 蕨市施設管理公社

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3年前のこの時期、

贅沢にも「エネルギーの学校特別jackの蒸留ワークショップ」に行きました。

私はヒマラヤを含めいくつも蒸留器を購入して貸し出ししていますが、

自宅に置いてある蒸留器は特別です。

それは、jackの言う「地球システム」によって蒸留できる器だからです。

何回も貼り付けてしまうこのjackの言葉。

 

タンジェリンを輪切りにしてそのまま蒸留しているのを見て、 
(自分が柑橘類を蒸留するときに)
皮だけで蒸留していたので、
「私は皮だけで蒸留していました」
と、申し上げると、
「確かに、皮の中にオイルは入っている。
でもね、僕は成分を取り出しているのではなく、
植物の魂を取り出しているんだよ。
見てごらん、この蒸留器を丸いだろう?
これは地球なんだ。
そうデザインしたんだ。
水蒸気蒸留は、植物に圧力をかける。
蒸留する植物たちに地球以上の圧力をかけると、
植物の持つ生命エネルギーを破壊してしまうんだ。
ハイドロ蒸留では、水の中にすべての生命の要素が入り、
太陽の光が当たり、 
蒸気になる。
そこには、すべての命を運ぶ粒子が入っている。
地球だってそうだろう?
太陽が地球の水をあたためて、
水蒸気があがる、
そして、風に吹かれて冷たい空気にあたり、
地球のエッセンスである雨になる。 
そして、また大地へと還っていく。
水蒸気はエッセンスであり、生命力なんだ。
蒸留の芸術は、地球の芸術でもあるんだ。
ただ、自然を学び、その一部をいただくのではなく、
人間が息を吹き込む事により、芸術になるんだよ。」

本当に錬金術なのです。
ジャックは蒸留が始まると、
片時もそこを離れず、
ガラスの丸い蒸留器の中で植物のリズムが途絶えないよう、 
細心の注意を払って温度や圧力を調整します。
水(イアオ渓谷のもの)
と植物とのやり取りの芸術を知り尽くしているのです。

「蒸留をするものが、自らの中を蒸留せずして、
なぜ、植物が心を開いてくれようか。」
インドのとある蒸留家の言葉だそうです。

 

何回読み直しても感動する言葉です。

蒸留する事は私にとって儀式を執り行うようなものです。

植物や使う水を選ぶ事。

植物のネイチャースピリットとの対話。

それを蒸留器に入れて月と太陽のエネルギーを取り入れる事。

どの周波数で蒸留器を満たそうか植物と対話しながらお互いのリズムを探る事。

どのくらいの量、時間で蒸留するのか、

温度や天気や湿度との対話。

そして、蒸留している最中も、

蒸留器の中を常にチェックし見守っています。

植物が丸いガラス蒸留器の中を踊るように循環し、

自らのエネルギー、美しさを昇華させ、

そのエッセンスを含んだ蒸気が上がり、

それが冷やされて雫となって落ちてくる。

ちょっと人生っぽく

ちょっと輪廻っぽく

全く神聖!

これが目視できるのですから、

蒸留中は他には何もできません。

この時間は想像以上に瞑想的で神聖なものなのです。

 


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バラ週間 4

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次回の「地に足をつけ直すクラス」は

6月8日(土)14:30~16:30 蕨市民会館 多目的ホールになります。

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このバラ週間は、

バラの蒸留をしながら、

タラリタラリと落ちてくるハイドロゾルをお水に垂らして常に飲んでいるので、

お水(大峰山神仙水)の減りも早い!

 

ある意味お酒よりも甘美に酔えます。

意識の周波数が上がるし、

内側から美しくなる(であろう)し、

もちろんどれだけ飲んでも二日酔いになりません。

 

あとは…

ハイドロゾルをお顔にスプレーして

それを閉じ込めるべく

ヒマラヤ桜オイル➕rose attarの美容オイルを塗り

粘膜にもスプレー。

いやこれは、本当に素晴らしいです。

なぜバラの花が遙か昔から女性達にこんなに愛されてきたのか、

やっとわかりました。

「そんな気がする」

程度ではなく、本当に変わります。

 

そういえば、

不思議なことに蒸留をしてから気づいたのですが、

飾ってあるバラの切り花の持ちがとても良いです。

今週はこの家に「何か居る」感じwww

 

さて、

こうしたバラ生活していて

またまた発見がありました。

バラは完全に内側にベクトルを向けてくれるものである事は、

先日お話ししましたが、

常時バラ水飲みながら粘膜スプレーしていると、

サクッと意識のスイッチが切り替わって、

感情界、メンタル界に居る私を、

「あぁ、なんて幼い子どもなんだ。可愛い」

と思わず見守っていることに気づくのです。

そう。

完全に「じぶんと思っていた自分」を上から目線で見て愛でている。

何十年も「自分頑張れ!」と鼓舞し続けてきたけれど、

「可愛い」と愛でる日が来るとは!

 

上の視点ってこうなのね…

と、しみじみと思うのです。

だから、私たち人間が結構我儘にこの地球で振舞っていても、

大人ぶっていても、

分かっているような顔をしていても、

「違うよ!」

と注意を与えるどころか

「なんて幼いんだ」

と思っていらっしゃる事が予測されるのです。

 

でも、そろそろ考えないと幼子が生きる場所がなくなっちゃいますけれど…

だからこそ、

今日もやるべきことをやっていきましょう❣️

 

 

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バラ週間 3

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バラの蒸留をしながらとれたてのハイドロゾルをお水に垂らしてチビチビと飲んでいます。

 

最初は、

身体の中の滞っている場所が緩み始め、

次にエネルギーの滞りが解けていきます。

ハイドロゾル(蒸留水)は普通「蒸留臭」がするので、

とれたてはそれが先に立ってしまい香しさを感じるのは寝かせた後になるのですが、

バラの場合、成分のフェネチルアルコールが水に溶けやすいのでこちらに集まるのです。

 

フェネチルアルコールの薬理作用としては、

鎮静、抗不安作用、抗菌作用があります。

伝承的には、内服でもスプレーでも、

内分泌のバランス、自律神経の調整、女性ホルモンの調節剤、

PMS、冷感症月経不順に効果を期待できると言われています。

(「ハーブウォーターの世界」より)

 

私たちは通常、自分の身体を認識する時、

五感を通して、

「痛い」「冷たい」「硬い」「滑らか」など

ある意味、客観的に自分の身体や部位を認識しているように思います。

(それすら感じられなくなっている人が多いのですが・・・)

バラのハイドロゾルは、

その認識する意識を別次元に運んでいってくれます。

 

これを言葉で完璧に説明するにはどうしたら良いのか…

 

意識がとても微細なサイズに変容し、

自分の身体の内部をまるで大きな建物の中を探索するかのような視点に

なるのです。

滑らかに移動する粒子の感覚は、

とても心地よく、

体内も意識も滑らかにしてくれます。

ひょっとして、

物質では測れないこの感覚を捉えた人たちが、

「催淫効果」「抗不安作用」

と例えたのではないかと思うくらいです。

 

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バラ週間 2

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蒸留開始(12:30)から1時間
ハイドロゾルが落ちはじめました🌹
良い香りが漂っています

 

14:00試飲
寝かせる方が圧倒的に香りが良いですが、
どうしてもエネルギーを確認したくて…
人によって響くポイントはちがうと思いますが、
私の場合、左脳が緩み、脳の中心部からほころび始める。
ブロックしていた部分が明確になる。
その後も変化は続き、後頭部まで緩み始める。
ハイドロゾルのパワーは、秀逸❣️


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17:30現在
ハイドロゾルは香り高く
圧倒的に周波数が高いまま
精油と比べてもその高さは別物🥀
グラス5杯目を味わう今日の夕暮れ

 

18:30 湿度が増してくる夕暮れ時は、
その湿度に香りがまとわりつき
より一層甘美なエネルギーに満ち溢れています。

 

それにしても、

圧倒的に精油よりもハイドロゾルの方が周波数高い。

脳が変容を起こしている感じです。

 

バラ週間 1

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次回の「地に足をつけ直すクラス」は

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バラの精油は完全に内側を開いていくものだ!

という見解に達してから、

それがどういうものなのかを思い知らされる毎日。

そして、どうして私がバラに抵抗していたかも納得しています。

 

「周波数の獲得」

これが何と言っても私の人生のファーストプライオリティですので、

精油の扱いも周波数が中心。

バラの精油は高価なだけあってその周波数の高さも群を抜いています。

 

「氷の心を持つ子どもではないか?」

子どもの頃父が私が女の子が興味を示すことに全く興味を示さない事を心配したことがありました。

女の子特有の集団行動や会話が嫌い。

女の子が好きそうな食べ物が嫌い。

もちろん女の子が好きそうなお花にも全く興味なし。

興味が出てきたのは、

精油を作る段階で、質の良い植物について考察を始めてから。

そう、つい最近です。

 

バラの精油とのエネルギー交流も香りが苦手だったので、

周波数に焦点を当ててのものでした。

ところが、ヒマラヤのサクラのオイルとバラ精油ブレンドを作って、

首筋に塗り始めると、

花弁が一枚づつ開くように内側が開いていくのです。

私の中で認めていなかった「柔らかな」部分がハラハラと。

なんという事でしょう。

物事がサクサクと進みません!

色んなタイミングがずれます。

とにかく無駄の多い時間の流れ…

私の中にこんな時間の流れもあったのか…

ここで生まれるエネルギーの流れは私をどこへ連れて行ってくれるのだろうか?

 

こんな想いにと時間に耽りながら、

バラの蒸留を始めます🥀

 

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