場のエネルギー
秋休み中にヒーリングトレーニングのクラスがあった為 行かれなかった 娘たちの個人面談に行ってきた。
次女と長女の面談の間に時間があった為、本館の中庭のベンチに座って本を読んでいた。 ちょうど生徒たちは授業中なのだろう、推薦の相談に訪れている高3の生徒以外、人影はない。 私が在校中にはなかった「鹿威し」が池の横で心地よい音を響かせている。
目を閉じていると、次々にその「場」に残る場面が現れてくる。 そこには数十年前(いや百年単位かも。。)から積み重ねられたエネルギーが残っている。 色々な場面を見ていくと、一番印象に残るのは大地から上っていくようなパワーだ。 この学校の歴史は、カソリックの学校のような宗教が背景にあるのでもなく、先生が引っ張っていくのでもなく、「何かに委ねる」ことではなく、自分たちの力をその場その場で最大限に使い、しっかりとした足場を作り、上へ上へと伸びていく そんな生徒たち一人ひとりの力が作り上げたものなのだろう。 その力強さは、この地に残り、次へ続くものへの原動力として 今も確かに存在する。
時を重ねて積み重ねられたエネルギーは、本当に素晴らしいと実感させられた日だった。
私もそろそろ自分のエネルギーを積み重ねていくセッションルームが欲しいなあと実感した。