イシスの息吹

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体育祭

今年も、年に一回 中高の頃の同級生と一緒になって声がかれるほどエキサイトする母校の体育祭で盛り上がった。 この年になって これはありなのだろうか? と冷静に他者の目で見ると思うが、 いざ、その地に立っていると熱い血が騒ぎ、年を忘れて応援している。 学年対抗の競技なのだが、学年によっては半年前から練習や企画に入り、優勝を狙う。 普通に考えれば年功序列になるはずなのだが、たまにそれがひっくり返ることもあり目を離せない。 体育祭にかける意気込みは、数十年前の私たちと変わることなく、さらに緻密に積み上げていて本当に素晴らしい。 

よく「最近の若者は。。」と言う声が聞こえてくるが、本質的なものは何も変わっていないように感じられた。 さらに父兄である私たちの中に流れる「母校の血」も何も変わらず私たちの中に流れている。 在学中や若い頃、私はあまり母校に思い入れもなく、娘も「この学校に入れたい」という思いはまったくなかったが、幼稚園からこの学校に通い、ふと気が付くと私以上にこの学校を堪能しフルに活動している娘たちを見ると、嬉しいような。。。自分の時代は終わったような。。。不思議な気持ちになってくる。

しかし、何かに向かって情熱を傾ける「経験」を味わった私たちは、何十年経っても それぞれ「何か」に向けて情熱を傾けずにはいられない。 暫くぶりに会う、同級生がそれぞれに情熱を傾けて生きている姿は、本当に励みになる。 それぞれの核にあるものは、中高時代と少しも変わらずに燃え続けている。 一年に一回、自分の中に流れる「情熱」を再確認する場を与えてくれた娘たちに感謝している。

山本ユキ HP