イシスの息吹

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モロッコ3日目 ダーデスへ!

標高2260mのティシカ峠を越え、世界遺産の村、アイト・ベン・ハッドゥへ。
雨による川を渡って向こう岸にある村に行くために
ロバに乗って川を渡ります。
往復で、10DH120円くらい。
雪の残る峠を越えると、マラケシュが雨なのでこちらは風。日本海と太平洋の関係性。
羊は雨が多いと高く取引され、降らないと安く取引されるそうです。
途中立ち寄ったcafeで、エスプレッソにミルクを入れた「ノスノス」は10ディラハム120円。小さなグラスでいただきます。
[E:moon1]
ワルザザートを経由して、カスバ街道を通り、ダーデス谷へ。
「人体の谷」とも呼ばれる奇岩の風景まるで火星にいるようです。
道路の脇には、セレナイトがごろごろと売っています。
ホテルの部屋にも巨大なセレナイトのランプがごろごろと置いてありました。
産地なのでしょうか?
[E:fullmoon]
それにしても、ここの大地は砂でも切り立った断崖でも力強く「生きている」感じがします。
死んだらそれで終わり、という砂漠から生まれた宗教感は、この土地であればおそらく当たり前の事実として受け入れられるのでしょうね。
生きるということに真剣でありながらも、最終的なところで圧倒的な神(自然)に委ね生きているのですね。