負けず嫌いの親子
夕食時に祥平が、
「今日12時半ごろ、物凄く背の高い美人がお前の家の方に歩いていった。」
と言うので、
話をよく聞くと、
今日は遠隔ヒーリングだけだったので、大好きな餃子を食べに行って帰ってきた私のことだった。
「それ、私だよ。」
と言うと、
「そんな筈はない!」
と言い張る祥平。
「じゃあ、どんな風貌?」
と聞くと、
サングラスをかけて、
(サングラスをかけていてどうして美人がわかるのだろうか?)
&
(「この時期、この辺りをサングラスをかけて歩くのはお母様くらい」by mika)
背が高く、
(お母様は信じられないくらい高いヒールをはいてるよ!」by risako)
「こういう」黒いバッグ、
(「餃子を食べに行くのにシャネルのバッグ」バブルだ。)
だった。by 祥平。
「だから、それは私だって!」
「いや、違う!!」
どうしても負けを認めたくない祥平でした。。。