エネルギー4
そして、その「ある。」と思っていた事が幻想であることを知った後、
あまりに広大な、
あまりに果てしないものに対し、
自分がいかに
「何も知らず。」
「無知。」
であったか、
心底恐ろしく、立っていられないほどだった。
また、
それに対して畏敬の念を感じずにはいられない。
言葉に尽くせないほど広大で、滴るようなエネルギーを持ちうるそれをなんと表現すれば最適なのかは、
当て嵌まる言葉が見つからない。
[E:thunder]
神に委ねる。
それはまったく未知の世界への参入であり、
自分と思っていた自分の崩壊でもある。
しかし、私はこれほどに滴るほどの無限の愛を今まで感じたことがなかった。