イシスの息吹

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葛のオイル

確か5年ほど前、クライアントの方の内くるぶしからエネルギーが漏れている事が気になり、

(漏れていない人の方が少なく、その人は富士登山をした後だった。)

変な人と思われるだろうけれど、

施術している際に、毎回、袈裟を着たおじいさんが「葛のオイルを作れ。」としつこく言ってきて、

面倒くさがりな私は、無視し続けたのだが、

最終的に、自分の内くるぶしもエネルギー漏れを起こして、

仕方なく、オイル作る事にした。

「もう一度、作りますか?」と言われれば、

「もう出来ません。」

というほど、大変な作業だった。

8月の暑い盛りに、恩人二人に手伝ってもらい、奈良まで出かけ、

葛を見つけるところからの作業。

葛なんてどこにでもありそうなのだけれども、

これが見つからない。

しかし、声に導かれて進むと、素晴らしい水を手に入れる事が出来たり、

すてきな場所を訪れる事が出来たりと、

「現実的に効率よく物事を進めたい。」

という山羊座に太陽のある私には考えられない時を過ごす事が出来た。

その後、単独でまた吉野を訪れ、

足が震えるような山の斜面に生えている、気の遠くなるような沢山のくずの花を、

またまた、気の遠くなるような時間をかけて、

らんびきで葛の蒸留をした。

宿の人も、板さんも手伝ってくれて夜通し作業をした。

それで、とれたオイルはほんのわずか。

でも、地元の人が教えてくれた吉野の本葛(東京に出回っているのは殆ど本葛ではないそうです。)

に巡り会う事が出来、

本当にたくさんの人のご協力を得て、

葛のオイルを作る事が出来た。

そのオイルを内くるぶしに塗ると、

通常、エネルギー漏れの穴を塞ぐために費やす長い時間を必要とせず、

あっさりと、エネルギー漏れがなくなった。

いつの間にか、エネルギー漏れの季節も過ぎ去り、

オイルを作る様々な材料は、ワインクーラーの中に眠っていた。

私もすっかり忘れていたのだけれども、

ここ最近、冷え冷えのお部屋に2日間居たら、

自分の腎臓がどうも気になり、

様々な試みをしてみたのだけれども、そうもしっくり行かない。

ふと、オイルの事を思い出し、

残っていた材料で作って試してみた。

実験なので、片足づつ。

片足だけつけてみて、あまりに違うので我慢できずにもう片方にも塗ってしまった。

様々な試みでしっくりこなかった腎臓が溶けるように馴染みだすのがわかる。

葛の力は素晴らしい。

誰か、私の代わりに奈良に行って作ってくれないかなぁ。

山本ユキHP エネルギーの学校・脳のヒーリング・内臓のヒーリング