ヒーリング覚書6 細胞膜
両親のところへ行った翌日の夕方、
父が「大変だ。」と陰鬱な雰囲気を漂わせているので、
行ってみると、足の薬指の先が真っ黒になっている。
父は20年前すい臓の手術をしてから糖尿になり、
もの凄く注意しながら生活をしているのだけれども、
その中でも一番の恐怖が壊疽なのだ。
地方の病院か東京に帰って病院に行くか悩んでいる。
あまりの真っ黒さに、私も母も一瞬言葉をなくしたけれども、
父がさらに心配すると思い、
どこかで打ったのかもしれないね。
といって、すぐに部屋に戻ってPCで壊疽の事を調べると、同じように真っ黒になった写真が出てきた。
とにかく、血流をよくして、菌が広がらないようにしなければと、
持っていたオイルの中で、殺菌性の高いブレンドオイルを選び、
黒くなった部分に塗布し、ヒーリングを行った。
その際に、今までは、細胞の核を狙ってヒーリングしていたのだけれども、
細胞膜の部分を狙って行ってみた。
まず、細胞膜の部分に殺菌性の強いオイルが浸透するべく細胞膜のエーテル体にじっくりと浸透させて行く。
殺菌後、細胞膜に生命力を取り戻させるべくエネルギーを入れ、
情報とだんだんと高い波動を入れこんで行く。
すると、手応えがあり、一つの細胞を狙って手応えが出ると、それが伝播していく感じがある。
身体の上の方まで血流を良くしておく。
翌日の朝、驚くほどに黒さが半減している。
一日3回施術し、5日目には何もない状態になった。
写真を撮っておけば良かったと思うほどの変化。
ヒーリングスクールに入ったとき、
ヒーラーになれるなんて、思わなかったし、なろうとも思わなかった。
家族のケアが出来るようになればいいなぁ くらいに思っていたけれど、
こうして、大切な父のケアをしてあげられる日が来ると、
しみじみと、あぁヒーリングやっていて良かったと思うのでした。