イシスの息吹

since 2014-06-27 / Copyright 2014. 山本ユキAll Rights Reserved. ブログ・イシスの息吹及び裏・イシスの息吹の内容を許可なく転載・転用することを禁じます ブログのリンクはその限りではありません

子どもに育てられ親は育つ。

私が母親になるなんて、当時の私を知る人は思ってもいなかったでしょう。

selfish

とは、私の為にある言葉でしょ。
と私も周りも思っていたと思います。
そんな私が結婚した途端に26歳で妊娠。
結婚してから始めた企業研修の仕事をこれから始めようとしていた時の事でした。
勿論、母親になる準備なんて全然!
妊娠前半はつわりで苦しみ、後半は切迫早産で24時間点滴入院、歩けるのはトイレまで。
携帯も無い時代。ベッドに縛り付けられていました。
出産後も母性のかけらも無かった私は、「他者の為だけに生きる。」という始めての挑戦に悩み苦しみました。今でこそ、マタニティブルーとか出産後鬱という言葉があるけれども、当時は、そんな気配もありませんでした。
自分の為だけに生きていた日々からの全ての時間を誰かの為に使う生活は、本当に難しかったです。
周りの友人も子どもがある人は少なく、頼りは母の子育てだったけれども、私があまりに変わった子どもだったからお手本にはならず。
とにかく、どうして良いかわからない日々。
幼稚園受験と聞けば、そうか! と思い、お受験ママになり、
良いと言われる事は全て取り入れ、日々を過ごしていました。
ところが、30過ぎに原因不明の頭痛に悩まされ、見えない世界に参入。
今まで子どもだけに向いてた目が違う方向に向き、
家族の生活も変わってきました。
そんな中で束縛から解放された娘達は自分で決めた大学に入り、
自分たちの好きな方向を見つけて伸び伸びとやっているみたいです。
もはや、私の意見など必要もないくらい成長しています。
私が必要とされるのはお小遣いと買い物に行く時くらい。
Facebookも「家族は友人申請しない鉄則!」と言われたけれども、
ウフフ・・・記事から長女のHPを見つけてしまった。
いやぁ、素敵すぎる!
かっこいい!
就活で会社の選択に迷う彼女が、「将来、起業したい。」と言った時、「無理!ビックネームに入りなさい!」と反対したけれども、こんなにも早くに自己実現していく足腰の強さ。見習わねば。。。
私が21歳の時には日々遊びまくっていた!
もはや私が彼女たちからエネルギーをもらってます。
子どもを育てたというよりも、私が子どもに育てられました。
そんな機会を作ってくれた
神さまに「今日も、ありがとう!」
と感謝するのでした。