イシスの息吹

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沖縄からサバトへ 4

先生にご連絡した際に、

「私の連絡先を。」
と申し上げると、
「そんなことは大丈夫。着いたらすぐにいらっしゃい。」
という事で、6年前に一度お目にかかったきりなのに、
ご心配ではないのかしら?
と思いつつ、お昼前に伺うと、
沖縄の家庭料理で迎えて下さった。
あまりに美味しくって、山盛りのご飯を平らげてしまった。
そして、いよいよ本題。
持ってきた沖縄の言葉が数々書かれているメモをお渡しすると、
「これは、沖縄の事を知らない人が書いたものね。これは行事を列挙したものにすぎない。忘れなさい。」
という事で、一回戦でノックアウト。
それでも、様々な風習や「ユタとノロの違い。」(これは知っているようで知る人が少ないのでは?)仏と神の世界観の違い。
等等 息子さんも交えて4〜5時間お話を伺っていた。
お話を伺いながら、どうも途中から、先生の視線が「物質的な私」より深いところをご覧になっていように思っていると、
「私は6年前には、まだ『本』を開ける事を許されていなかったから(現実の本ではなく見えないあちらの世界の『本』の意。)あなたの事に気づかなかったけれども、今は、本を開く事が出来たから、あなたのことがわかります。あなたは大きなお役目があってこちらにお出でになった。」
と先生。
すると、息子さん(と言っても私よりも恐らく年上。)が、
「とにかくね、全託。これだけ。」
との事。
「えっと、あの、私は人の為だと思って来てましたけど、もしかして、私の為ですか?」
と頭を抱えて、髪をグシャグシャにして尋ねる私。
目を見合わせて笑う先生と息子さん。
[E:sun]
「『全託』って何?これはヤバい!」
心の中で
「まずいぞこれは!」
と、ずっと嘆く私。
その話から私は他の事など耳に入らず、ずっとずっと心の中で、
「ヤバい!かなりヤバい!」
と言い続ける。
しかし、お宅を失礼する時に、御嶽を参拝させていただけることになり、
ある所で、
地震?」
と思うような(一緒にいた旅友も感じていた。)大地の振動を感じて、
この御嶽の持つエネルギーの大きさに恐れ入った。
そして、何故だか、
「明日の朝、またお参りさせていただいてもいいでしょうか?」
と言っている私。(このときも後々「普通言わないでしょ。」と言われたが・・・)
息子さんが携帯で先生に電話を入れてくださり、
「明日の朝6時にいらっしゃい。一緒にお参り出来ると思うから。」
「わぁ!嬉しいです!では、また明日。」
と恐れ知らずな前向きさで、その場を失礼しました。
しかし、帰り道になると、
「ヤバい。かなりヤバい。」
の声が戻ってきて。
食事してるときも、お風呂でも、眠る時にも、ずーっとそれを言い続ける「どこにも所属したくない。」私でした。