サバトから沖縄へ 2
という事で、
前回よりも一歩暖かくなった沖縄に降り立ちました。
先生が、
お昼ご飯を用意してくださっている。
と言う事で、
空港からまっすぐに先生のお宅に。
タクシーには、すでに冷房が入っています。
「先生!また来ちゃいました!」
と、先生のお元気そうな笑顔を見てホッとして、
神さまにお参りさせていただいて、
お席についた途端に、
次から次へと机の上にお料理が並びます。
沖縄のお祝いのお膳。
という事で、食べた事のないごちそうを沢山頂きました。
ソーキの軟骨がトロトロになっている煮物とか、
ニガナの卵和えとか、
美味しかった〜!
先生は、「食」を非常に大切にされています。
伝統的な沖縄料理には、
人間の身体を作る様々な神の関与があるようです。
私たちに食物を与えて下さる、
「存在」の為の拝み場所は、当たり前のように、
いくつもあります。
だから、こうしていつも伝統的なお料理を出して下さる事は、
「実際に身体で味わって、勉強しなさいよ。」
と、仰っているのだと思い。
その思いもありがたく美味しく頂きます。
(だから嫌いな椎茸も食べられる。)
さて、このひと月の出来事をご報告。
それぞれにひと月の間にわいた疑問など、
「先生質問です。」と、手を挙げて伺います。
(いつの間にかそういうルールが。)
私は、神社での出来事や、龍に関する事を伺い、
「これって、本当でしょうか?」
と言う度に、
ニコニコして、
「本当ですよ。」
との事。
私はトレーニング時代から自分が見えるものに関して、
エゴの肥大にならないように必ず、
師のフィードバックをもらうようにしています。
幻想を勘違いしていたら先生は ばっさりと切って下さるので、
まずは、一安心。
また、長い間先生にお話を伺いました。
あまりにお話が多岐にわたるので、メモを取る事もままならず、
録画させていただいています。
これに関しても、先生は、
「どうぞどうぞ。」
と記録を残させて下さる。
そして、膨大な世界に圧倒される私たちに、
「何回も、何回もいらっしゃい。」
との言葉。
嬉しくなりました。
そして、翌日の予定を聞かれたので、
どうしようか?
と皆で顔を見合わせると、
「明日は、『庚』だから聖地には立ち入れない。」
との事。
「庚」の時には、先生も御嶽には上がれないそうです。
この「庚」を知らなかったり、
信じなかったりする者が、
うっかりと聖地に立ち入ると、
あちらに「捕まって。」しまう事もあるそうです。
伺っておいて良かった。
しかし、明日は何をする?
という事になり、
「きっと、『上』からの指示があるでしょう。」
と、流れを楽しむ私たち。
しかし、復習は怠らず、
先生のお話を録画したものを、何度となく再チェックし、
先生に伺いたい事をまとめるのでした。
翌日。
予定を決めなくて良かった自体がやはり起こります。