イシスの息吹

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「足が地につかない。」とは?

「足が地につかない。」

これも、日本の古くからある言葉ですね。
 
足がしっかりと大地を踏みしめているかどうか。
 
なのですが、
エネルギーを見てみると、
単なる比喩だけでなく、
実際のエネルギーフィールドも
浮いたような状態になっています。
 
このような状態の時には、
物事が思うように運ばない事が多いのではないでしょうか?
上なるもの(アイディア)を下に下ろす(物質化)には、
浮いていては難しい事は、
上にある荷物を降ろす時に、
足下がしっかりとしていない場所では
難しい事からも分かりますよね?
 
物事を実現化していく為に必要な事は、
「腹を据えて事にあたる。」
事だと思います。
 
足が浮いている状態の人は、
影響を受けやすいという事も出来ます。
宗教のように、
与えられたプログラムに従い、
ただ、それを実行していく事は、
足もとがしっかりとしていない人にはうってつけです。
 
操る人にとっては、
扱いやすいエネルギーを増やして行く良き事。
かもしれませんが、
「腹を据える。」
事からは遠ざかってしまうように感じます。
 
長い歴史を見てきても、
簡単に操られてしまう人間の傾向性は、
残念ながら、
其処ここに、見えてきます。
 
足が地につくとは、
柔軟に揺るぎなく行動出来る足腰であって、
頑固さ。
とも違います。
 
お稽古で先生のご様子を拝見していると、
「戦車みたいだけれど、優雅で柔らかいなぁ。」
といつも感じます。  
まさに、これ!
これは、一瞬にして身に付くものではなく、
日々の鍛錬以外にないのでしょう。
「山本さん、どのくらいになります?」
と、先輩から尋ねられると、
「3年目です。上達しませんが。。。」
と、申し上げると、
「続ける事が大切なんですよ。」
と、よくなぐさめられますが、
きっと、3年後も同じ会話をしていると思います。
私にとっては、
モチロン上達もしたいのですが、
先生の生き方、存在感が、
とても貴重で大切なのです。
 
広い視野から、賢い選択が出来るように、
しなやかでありながら、
しっかりと足を大地につけていなければ。
と思う 今日この頃です。