ヒマラヤ 宝珠を納める旅 20
この山の さらに上方にはタウラギリ、
目の前には、ニルギリがそびえます。
![Th_img_2913 Th_img_2913](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/26/th_img_2913.jpg)
遥か眼下には、
先ほど通って来た川の流れが糸のように細く見えます。
![Th_img_2850 Th_img_2850](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/04/26/th_img_2850.jpg)
帰り道の事を考えたら、
そろそろ、戻らなくてはなりませんが、
それでも、
その空気感から離れる事は出来ず、
ただ、その場に佇んでしまいます。
繋がろうとしなくても、
繋がるべき所に繋がりはじめ、
それを止めることは出来ません。
繋がりが増すほどに、
「自分」という枠組みは薄れ、
さらに大きなものに繋がっていきます。
ビルさんが用意してくれた絨毯を敷いて、
場を整えてもらい、
さらに深い世界へと入っていきます。
目の前に聳える山の頂きには、
歴然としたエネルギーの柱が存在し、
そこがどのような場所なのかを現しています。
アストラルの行者とのやり取りが始まります。
練り上げて来た行法を続け、
さらに、
「如何に、手放せるか。」
を、
一つづつ確認していきます。
行法においては、
如何に、酸素を吸う事を手放せるか。
(物質的な要素を手放して、
エネルギーの要素に移行していくプロセス。)
そして、
アストラル体を移動させるにおいては、
如何に、心理的な恐れを手放せるか。
何回も、
「ついてこられるか?」
と、確認されます。
その度に、
不思議な事に、
身体の下方から力が漲り、
「大丈夫です。」
と、答えている自分を見ています。