ヒマラヤ 宝珠を納める旅 45
ポカラからカトマンズの空港に着き、
荷物を受け取ります。
と、言っても、
係員が積んできた荷物の中から、
「それは、私の!」
と、主張して渡してもらうのですが、
その荷物の運び屋さんが登場して、
欧米人の団体の荷物を奪うようにして運ばせてもらおうとしています。
既に、空港でボヤボヤして入られない喧噪が始まります。
ホテルに到着してお部屋に荷物をおいてから、
カトマンズの街へと繰り出します。
まずは、お昼ご飯を頂きますが、
もの凄く暑いので、
冷たい飲み物を飲みたくなり、
ラッシーを頼むと、
「ぬるい。」
ここでは、暑い時には温かいものを取るそうです。
そういえば、
コーラもスプライトも炎天下においてありました。
そして、
ビルさんのお家のあるパタンの街へ。
目が良くなる漢方薬(?)に興味を示す私に、
「それを買いにいきましょう。」
と、お店に向います。
漢方薬屋さんの様なところを想像して行ったのですが、
ここ。
![Th_img_2964 Th_img_2964](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/06/15/th_img_2964.jpg)
モロッコの黒魔術のお店に匹敵するくらい、
よくわからないものが満載です。
ヤクのしっぽの毛とか、
お香とか、
瓶の中にはいっている、乾燥してある何かとか。
目当ての品がどこの店にもなく、
ぶらぶらと街を見て回ります。
![Th_img_2963 Th_img_2963](http://nefer.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2014/06/15/th_img_2963.jpg)
祭壇にお供えするお花を売る人。
果物を売る人。
葉っぱのお皿だけを束で売る人。
商い素人の私でも、
「もうちょっと、見せ方を考えれば格段に売り上げ向上するのでは?」
と、思わずにいられない煩雑さ。
でも、慣れてしまえばこれで良いのかもしれませんね。