ヒマラヤ 宝珠を納める旅 47
チベット僧院を案内してくださるジュリエットさんが、
学校から帰ってくるまで、
スワヤンブナートへ。
丘を登ります。
2万年ほど前、
カトマンズがまだ湖の底だった頃、
ここは島だったそうです。
文殊菩薩がやってきて、
チョーバル渓谷を切り開いたので、
水が流れ出て、カトマンズ盆地になったそうです。
世界共通、泉があればコインを投げ入れたくなります。
レイの方。
目玉寺院と言わしめる目玉です。
巨大バジュラ。
おばあさんがやってきて、
「写真を撮って。」
と、言うので撮ってあげたら、
「お茶を飲むお金を頂戴。」
と、おねだりされます。
ここでは、小さな子どもからお年寄りまで、
観光客にお金や食べ物をねだる人が非常に多く、
この国のさらに悪化しているシステムや
カースト制にやるせない思いでいっぱいになります。
本当にひどい状態の中暮らしているのです。
本当に見晴らしがよいところです。
カトマンズのグレーな空気が薄れていますね。