ヒマラヤ 水晶が導く旅7
ニマさんから電話が来ても、
この景色を堪能せずに通り過ぎる事は出来ない3人でした。
村の中に入ると、
荒荒しい大地とヒマラヤの景色から一変して、
優しい景色に。
田んぼや畑、植物、牛や馬のいる牧歌的な景色が広がります。
ニマさんのお宅に顔を出すと、
まず、
「お茶は何にする?」
そうなのです。
どんなに時間が推していても、
この地の人々は、
「まず、お茶は何にする?」
と、お茶を飲む事から始まるのです。
勿論、田村さんお気に入りのニマさん特製ハーブティです。
これは、ワイルドローズとDaliという5000m級の場所で一年にたった一ヶ月しか収穫出来ない貴重な植物です。
ニマさんたちも、一年に一度、
高地まで出向き収穫してくるそうです。
本当に香り高く、高貴な味わいです。
そして、素晴らしい事に、
今日の蒸留は、
この貴重なDaliなのです。
蒸留の待ち時間、ダワさんが凄いものを持ってきてくれました。
ブルーシープの角。
ダワさんがバイクでアッパームスタンに行った時に、
落ちていたそうです。
キャアキャア言いながら皆で記念撮影しました。
そちらの方に行くと、
こんなものを展示してある施設もあるそうです。
何だかよくわかりません。
ダワさんのスマートフォンは不思議な写真の宝庫です。
ダワさんの存在は、この2日間の日々を本当にユーモア溢れる楽しいものにしてくれました。