タカルポ(白馬)に乗って 24
散歩から戻ってくると、
ママさんが食堂のお掃除をしています。
簡素な宿ながら、朝はママさんがしっかりと水をまいてお掃除し、
お香をたかれます。
この宿は、パパさん、ママさん、20歳のダワトマの3人が働いていますが、
オーナーは別にいらっしゃるとの事。
お掃除はママさん、家畜のお世話はパパさん、
お料理はダワトマが担当です。
「朝は、何食べますか?」
「いつものでお願いします。」
毎朝の会話。
しかし、鼻をすすって、脱力系のダワトマ。
お料理が出来るのだろうか?
とやや不安になりながらキッチンを覗くと、
後ろ重心なエネルギーながらしっかりとお料理を作っています。
まずは、ニマさんのお祈り。
出てきたチベタンブレッドの美味しいこと!
熱々の揚げたて。
ダワトマは素晴らしいシェフです。
この日は、馬に乗って洞窟に行きます。
パパさんが馬を連れて行きてくれました。
私を乗せてくれるのは、左側の子。
パパさんに名前を聞くと
「タカルポ」
「なんて意味?」
「白い馬」
昔の日本のお名前システムみたいです。
さて、出発。
ニマさんがご自分でも馬をお持ちなので、
ひらりと馬に乗り、颯爽とされています。
昨日の大雪が荒涼とした大地を白く覆い、
青い空ととても素敵なコントラスト。
少し離れたところからのローマンタンです。
この日の馬方さんは、若い男の子。
この行程を息も切らさず歩かれます。
この景色とエネルギーの中を馬に乗って移動出来るなんて、
本当に夢のようです。
馬に乗りしっかりと1チャクラをキープしながら、
上にエネルギーを上げていきます。
そして、この場では、
ずっと7チャクラのエネルギーが保たれます。
「今が一生の中でイチバン幸せ!」
と、言い続ける私です。