red rose
明け方にまとまった雨が降り、
さっぱりとした朝です。
今日選ばれたのは、
精油の女王と言って過言ではない
トルコ産 red rose otto
トルコ産 red rose absolute
水蒸気蒸留と溶剤抽出の違い。
ロザリオは、ポルトガル語で「バラの花輪」
元は、数珠・サンスクリットでジャバ・マーラー(神名を唱える輪)
をジャパー・マーラー(ジャパー=バラの一種)
と、誤って伝わったとのこと。
聖母からロザリオを授かったセント・ドミニク。
そのロザリオの珠の一つひとつにバラの香りがしたとも言われています。
旧約聖書の雅歌の中の一節
2:1 『わたしはシャロンのばら、野のゆり。』
このバラは「シスタス」
シスタスは5弁の花。
シャルト大聖堂の北ファザードのバラ窓は、
マリアの生涯を描いたものであり、
中心にマリア。
その下には5枚の窓。
5はマリアの数。
バラの花弁も処女性をあらわすリンゴの花の花弁も5枚。
シャルトルの大聖堂のラビリンス。
思いは、秘儀への世界へ入って行ってしまいます。
このあたりで連想をやめますが・・・
そういえば、
今日は8月15日。
聖母昇天祭でした。
red rose otto
なんとふくよかで品のある香りなのでしょう。
「大聖堂は女神の身体をあらわす」
とも言われますが、
まさに、女神に抱かれる心地。
そして、荘厳なる大聖堂の中に身を置いている感じ。
優しく包みこむエネルギーは身体・心・エネルギーすべてを緩め、
本来の姿に戻してくれるようです。
子宮の中に包み込まれ再誕する感じでしょうか。
red rose absolute
先ほどのottoが、
「本来の姿に戻る」
のであれば、
こちらは、
「威厳のある」
感じでしょうか。
ビシッとバウンダリーを構築されるような感じがします。
ゆるぎない強さ。
若々しさ。
そして、いずれにも感じるのが、
「豊かさ」
「美しさ」
終戦の日と聖母昇天祭。
今日はバラの香りで祈りを捧げたいと思います。