ヒマラヤまんまる人間開示の巻 19
ケンポからは、
というようなメッセージをいただきました。
みなさまがたの寄付が新たなゴンパの一部になります。
偶然の出会いが、
こうした流れに結びついていくのは本当にエキサイティングですね。
でも、偶然ではなかったのかもしれません。
全ては非常に美しい織物のように全体の中に馴染んでいくのですから。
ナムギャルゴンパのみなさまです。
この写真には年配の方が多く写っているのですが、
反対側には若者も沢山いらっしゃいます。
ケンポは、
ここを再建するためにいらしているとか。
「この地で日本人と交流するのは初めてだ」
と、喜んでくださいました。
いつの間にかたくさんの方に囲まれていました。
ゴンパを出ると、
その若者たちが私の周りをぐるりと囲むので、
何かと思うと、
「ここには危険な動物が出るので、
そのためにとても獰猛な犬を飼っている」
とのこと。
どんな危険な動物なのか気になります。
ローマンタンも夜中にフラフラで歩いてはいけないという事なのかしら?
「また来ます〜!」
と、マウロに乗ってローマンタンに戻ります。
ローマンタンだけでなく、
このアッパームスタン全体、
細胞が打ち震えるほどの懐かしさを感じるのです。
そして、この夜。
洞窟の聖者から私が一番自分に許していなかった部分に気づかされ、
私は、「それ」を認めました。
まんまる人間の状態も自在に扱えるようになりました。
人生の中で最も意義深い時間でした。
翌朝、
美しい朝がまた訪れます。
残念ながら ここを離れる時間です。
新たな目的地に向かいます。
しかし、その目的地に行く行程がどんなに大変なのか、
まだ、私は知る由もありませんでした。。。