体のリズム
パンパンのスケジュールで 疲れすぎて、昨夜は眠れず、朝も久々の生理痛で「ウーだめだー!一日ゴロゴロしていたいー。」と思っていたが、仕事が入っているので、足を引きずるように家を出た。 電車に揺られていると、持参したipodもバッテリー切れになり、より一層痛くなってきた。 「あかん このままではセッションどころではない!」
仕方ないので(そうじゃないだろ!)痛みの中に入っていくことにした。 自分の子宮の中に入ると、ちょうど赤ちゃんのために用意されたベッドの部分がゆっくりと剥がれ落ちているところだった。 最後に出産してから10年以上たつのに、あなたはまだその様に働いていてくれたのか! 自分の体の中で毎月のように起こる神秘を 私は、当たり前の習慣として、やり過ごしてきた。 心から自分の子宮をイトオシク思った。 そして、自分の中で毎月やってくる神秘に今まで目を向けなかったことを悔やんだ。(井の頭線の中で)
痛みはまだ多少あったが、和らいできている。 今度は、子宮のリズムに自分を委ねていった。 そのリズムは本当に安らかで、海のリズムにも似ているような穏やかなものだった。 リズムを感じながらそこに委ねる心地よさ。 不思議と寝不足もなくなっていた。(田園都市線の中で)
体は、お利口ぶっている「わたし」なんかより、果てしなくお利口さんで神秘に満ちている。 もっともっと自分の体から学ぶことがあるなー。
ちょっと、素敵な一日の始まりだった。