イシスの息吹

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おくゆかしさ

日本の神様プロジェクトをいよいよスタート!

調べれば調べるほど「奥深く」  どこから手をつけていいの?? という感じなので、とりあえず近場から。。。

昨日訪れたのは 「箱根神社」。 出かけるときに甥っ子に見つかってしまい。 可愛い助手を連れて出かけました。 (これが後で面白かった) 

最近、とても気になるのは電車の中でのマナーについてだ。 風邪がはやるこの時期咳が出るのは仕方ないことだ。 しかし、「咳をするときには、人がいないほうを向いて手で口を覆いなさい。」と教育されていない人がなんと多いことか。 私の中では、それは最低のラインである。 普通の席ならまだしも、優先席ですらお年寄りに席を譲らない人たちもいる。 以前にNHKで若者が出てきて「なぜ席を譲らないのか。」という討論をしていたのを見たことがあるが、一部の若者は「たとえ自分の祖父母でも席は譲らない。」と当たり前のように言っていた。 体の力が全部抜けてしまうような発言だった。 この人たちは家出どのように育てられたのだろうか? 「人に迷惑をかけない。」「人を思いやる」という、恐らく一番最初の集合体で一番最初に育まれるであろうところが抜け落ちてしまっている。 電車に乗るたびに何とも切ない思いにかれられている。

さて、スーパー箱根に乗っているのは、この時期、この時間年配の方ばかりで、漏れ聞こえてくる話題といえば、「前立腺」や「物忘れ」の事だが、この列車、車両の中にいるのはとても心地よい。 人の事を気遣うことが自然に出来る世代の人たちが多いからだ。 電車好きの甥の写真を撮っていると、「こちらへいらっしゃい。」「ここのほうが良く撮れるわよ。」等、声をかけてくれる。 車両全体が年配の方の奥深いエネルギーで満たされている。 何とも心安らぐ時間を過ごすことが出来た。

この、「奥ゆかしさ」「奥深さ」「おくゆき」は、今回のプロジェクトのテーマになりそうである。 日本古来のエネルギーに、このキーワードは欠かすことの出来ないものだった。 今回、箱根神社、九頭竜神社そして、その土地を取り巻くエネルギーに触れ、浸り、実感することが出来た。

そして、昨晩の「プロフェッショナル」は奇跡のリンゴを作る リンゴ農家の木村秋則さんだった。 何とも奥ゆかしいお人柄で 心のひだにまで染み入ってくるようなエネルギーだった。

素晴らしい一日を過ごせたことに感謝しつつ眠りについたが、出てきた夢も「おくゆき」についてだった。

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