修験2
最終日は、先ずここから。
岩窟拝観します。
早く着きすぎて、
洞窟の中に光が入らないためしばし、橋の上で休息。
なにやらご神業をなさる御一団も到着します。
さて、朝日が差し込んできたので、拝観させて頂きます。
そして、中に入るとこんな所。
巨石の洞窟の中を進んでいきます。
沢山の巨石が縦横無尽に積み上がる岩窟は、
途中鎖を頼りに木の橋を渡ったり、
プーさんの穴のような間をくぐったり、
真っ暗になったり、
天の川の上を歩いたり、
大冒険感満載。
「もう一度行っていい?」
「駄目です。遊びじゃないんだから。」
ご神体の天の磐船に到着です。
敬虔な気持ちになるよりは、
冒険魂をくすぐられた甥でした。
そして最後は、
近くにある星田妙見宮。
広い境内は早朝にもかかわらず、
あらゆる所が掃き清められていて、
宮司さんのお心が感じられます。
入って良いですよ。
と、言われ、
拝殿の中で二人静かな時を楽しみました。
816年にこの辺りに隕石が落ち、
その衝撃で妙見山の大部分が馬蹄形に抉られたとの事。
空海は当時、獅子窟で修行中。
7曜の星が三カ所に分かれて地上に落ち、
三光清岩正身の妙見として、
星を磐座として祀り、
星田妙見の場所を星田村としたそうです。
とにかく、
この4日間、
先人達が歩んできた、
目眩くエネルギーの世界を堪能しました。
そして、何よりも歴史通のツレがいたので、
自分では気づかないような事象が其処ここにあり、
本当に楽しかったです。