子どもと携帯
子どもの懇談会があり出かけていった。 最近の話題は携帯についてのことばかりだ。
子どもたちの間で「ブログ」だけでなく「プロフ」が流行っているという。 自分の写真や経歴を載せ自己紹介して人間関係を作っていくらしいが、誰でも閲覧が可能で心無い大人もアクセスし交流を持とうとしているらしい。 要は、出会い系サイトとなんら変わりないのだが、子どもたちは軽い気持ちで,本名も学校名も明かすらしい。 そこから今までになかった人間関係が作られ、坂道を転がり落ちるように普通の生活が出来なくなる子達も少なくはないらしい。
最近では、メールをいくらしても一定料金のシステムが出来ているために明細を見ると、20万円近く通信費に費やしている子どももいるという。 食事のときにも携帯を離すことの出来ない「携帯依存症」と自負する子も少なくない。
以前から、ゲームを考えなしに子どもに与えることに疑問を感じていたが、結局はこの携帯のシステムも始まりは大人の「商戦」からではないだろうか？ 便利になっているようで、反面子どもたちの可能性を切り取っていることに気づいてもいい頃だ。
しかし、こうした中にも家庭でルールを設けて一定の約束事が効果を発揮している例もある。 我が家も、携帯は無期限禁止令が出ている最中だが、電話を使うことにより、友人関係も見えてくるし、きちんとした言葉遣いも身についていくような気がする。
何といっても、自己規律をいかに子どもに身につけさせるかが何よりも一番大切なのかもしれない。 それには、まずは大人が自己規律を身につけねば。。。
